松本山雅『意地のドロー』 2024シーズン第10節の振り返り
エルハウス 工務・メンテナンスの奥寺です!
J1では、16年ぶりに
東京ヴェルディとFC東京による東京ダービーが行われました。
どちらも同じ味スタを本拠地とするクラブ
ヴェルディが前半2点を先行し、
FC東京は前半に退場者を出し一人少なくなるも
意地を見せて2点を追いつき、2-2の引き分けとなりました。
ヴェルディのホーム初勝利とはなりませんでした。
今節の山雅を振り返っていきましょう!
⚽山雅の試合結果⚽
2024年 明治安田J3リーグ第10節
奈良クラブ戦
@ロートフィールド奈良
松本山雅 2-2 奈良クラブ
山雅得点
後半30分:山本 康裕
後半34分:野々村 鷹人
奈良得点
前半4分:西田 恵
後半1分:西田 優希
2点差を追い付いてのドローとなりました。
⚽スタメンの振り返り⚽
山雅のフォーメーションは、前節までと同じ『4-2-3-1』
対する奈良のフォーメーションは、『4-1-2-3』
前節のリーグ戦からのスタメン変更は5人
神田選手、高橋選手、常田選手、樋口選手、ジョップ選手に変わり、
大内選手、野々村選手、橋内選手、山本龍平選手、佐相選手が入ります。
今節、橋内選手が今シーズン初スタメン
大内選手もリーグ戦では初スタメンとなりました
奈良は、前節のリーグ戦からのスタメン変更は4人
⚽得点シーンの振り返り⚽
1点目は後半30分
フリーでボールを受けた山本康裕選手が
PAの外からミドルシュートを放つと
キーパーも反応できずゴールに吸い込まれていきました。
嬉しい山雅初ゴールは、素晴らしいミドルシュートでした!
2点目は、後半34分CKのセットプレーから
キッカーの菊井選手がゴールのニアに蹴ると
野々村選手が合わせて同点に追いつきます。
野々村選手の高さやヘディングの強さが出たシーンとなりました。
野々村選手の今シーズン2ゴール目が決まりました!
⚽90分間を通して⚽
一週間前の前節(8節)、金沢に6失点で敗れ、再起を図りたい山雅。
お互いに連敗中と勝利で再び流れを戻したい今節
立ち上がりを注意したいところでしたが、
前半開始早々にシュートチャンスをつくられ、
4分にボールを繋がれて早くも失点
前半は、ピッチを幅広く使うパスを回す奈良相手に
プレスがあまり機能せず、
前半36分には菊井選手のプレスがGKのミスを誘い奪い
ゴール前にいた安藤選手が合わせるも決めることができず
前半の中で最も決定機でした。
前半を0-1で折り返すと後半1分にも失点リードを2点に広げられます。
しかし、試合はこのままでは終わりません。
後半5分に滝選手、18分にはジョップ選手、村越選手と
早い段階から選手交代を行い、徐々に流れを引き寄せると
30分に積極的な上がりを見せてフリーでボールを受けた
山本康裕選手が右足を一閃、ミドルシュートが決まります。
さらにその4分後にはCKから野々村選手が頭で合わせて同点。
この勢いのまま逆転を目指しましたがゴールは生まれず
後半ATには決定機を作られるも相手のシュートは枠を外れ、
このまま試合終了
前半、後半と立ち上がりに失点をしたことが悔やまれるゲームとなりましたが、
なんとか2点差を追いつき、引き分けに持ち込みました。
⚽次節⚽
次節は、リーグ戦の前にルヴァンカップを挟みます。
2024 JリーグYBCルヴァンカップ 1stラウンド第2回戦
アビスパ福岡(J1)戦
@サンプロアルウィン
⚽次戦の見どころ⚽
ルヴァンカップ2回戦は、昨年の王者・アビスパ福岡を
アルウィンに迎えて、挑みます。
1回戦では、J2のレノファ山口にPK戦の末、勝利しました。
この試合、2度のリードを追いつかれたものの
試合を通して山雅の積極性が見られた試合となりました。
2回戦でもその姿勢を見せることができるか。
リーグ戦では4戦勝ちなしと苦しい戦いが続いていますが、
ルヴァンカップで勝ち、リーグ戦での勢いを取り戻したいところです。
アビスパは、今シーズンJ1で12位
長谷部監督がクラブ史上最長となる5年目の指揮をとっています。
2020年から当時J2だったアビスパの指揮を取ると2位となり、1年でJ1へ昇格
2021年はクラブとして最高の8位に導きました。
4年連続でJ1で戦っており、昨年はルヴァンカップ優勝
天皇杯もベスト4と地力をつけております。
アビスパはなんといっても堅守が持ち味。
今シーズンもリーグ戦4試合でクリーンシートを達成しております。
山雅とアビスパはこれまでJ2で鎬を削ってきました
その対戦成績は、山雅の8勝3分1敗と得意とはしております。
しかし、これはあくまでもJ2の時代。
今はアビスパがJ1、タイトル獲得、
山雅がJ3とカテゴリーも状況も大きく異なります。
思えば2014年山雅が初のJ1昇格を決めたのはアビスパ戦
多くの激闘を演じてきた両クラブの戦い
山雅としてはJ1クラブ相手にどこまでできるか
スタイルであるボールを動かし、アビスパの激しいプレスに
どこまで対応できるのか、チャレンジ精神を意識して対戦したい一戦です。
過去のデータは気にせず戦いたいものです