諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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有名な建築家の先生から学ぶ 「伊東豊雄」先生

🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です 😀

自然との調和はできていますか?

松本市内で 建築家 伊東豊雄 先生の 講演を聞いてきました。
伊東豊雄先生  というと、長野県下諏訪町で17歳まで過ごし、その後東京へ。
先生の建築への原点という 影響があるのは 郷里の風景があるんだ、と思い ちょっと嬉しく思います
こんなにも 長野県にはいい自然がある って 言っておられました。

「伊東先生の 設計  信毎メディアガーデン」

マンション などは均一した間取りの中で暮らしている、どんどん、上へ高いところにビルは伸び、
自然からはどんどん 離れていく環境。  と話されていた言葉が印象に残ります

私たちは 住宅設計ばかりです、 上へ、上へは伸びていく建物ではないものの、
同じような間取りや、似たような形、ばかりの家になっていないか、って 思わされた瞬間です。
色合いもそうかもしれません。 奇抜な色は 自然界には存在しないはず。 黒、茶、白などの色
でまとめることも 自然にとけこんだ建物になっているんじゃないか。と。

コミュニティー という話もされていましたね、東日本大震災の仮設住宅を見て、
100坪近い家に住んでいた人が 15坪くらいの大きさの仮設住宅に押し込まれ、密室の空間で周囲の人との
触れ合う機会減ってしまった、  本来なら 周囲の人と毎日、顔を合わせておしゃべりをするいった生活が
失われた。
家に居て自然を鑑賞できる空間を作ってあげたいって

隈研吾先生の 作品、新国立競技場を訪れて木々の多さ、 2階、3階にも木々が配置してあるところも
そういう子かと。
ビル、コンクリートに囲まれてきた建築は 自然との調和へと かわってきている、 結局、人の心が
豊かになるのは 自然の中っていうメッセージだと思います。

最近の住宅は 窓が 小さい家が多い。気密、高断熱化へから無駄な熱の出入りを無くすことから
窓が小さい、または 無い家が多い。
これはこれで 理にかなっている だけど、 閉鎖的な家になってはいけないと思う、

自然が多く感じられる方角へは 大きい開放的な空間にしたい、プライバシーということも
ありますが、プライバシーは 外構計、配置画でカバーはできると思う。
植栽により 通りからの目線を切ったり、間口に対して ストレートに建て物を配置しない 正体させないなど。

そういった事から L字型をした 中庭のような空間を作り出せす建物がいいような気がする。
2年前に松本市内で設計。建築をした L字型をしたお宅。 大通りに面していた事から
プライバシーを確保しながらも 陽当たりも どの部屋にも陽射しが届くようにという発想から設計をした

リビングは南向きではく 西に開放。 中庭的な空間を作り 寝室は相それに対するような位置とした
寝室、中庭、リビングという動線を作った、玄関への動線は中庭を通り抜けるように意識をした。

2年後に お家の感想のアンケートにお応えをいただき、 新築をしてから人が多く集まるようになったと
感想をもらった。 こうなれば 人が集まれる部屋を作っておけばよかった という話も頂いた。

建築という箱は人と人とのコミュニティーが取れる そういったスペースを設けることであるんだろう
と 思いました。

どうでもいいけど、 伊東豊雄先生のメガネの縁の色が ホワイト。 私のメガネの縁も ホワイト
おー共通する部分を 見つけた 笑
伊東豊雄が考え抜く「みんなと共有する建築」(中編)―伊東豊雄 ...
写真は

ビジネスにおけるシンカを問う「thinkOut」  記事から 引用させていただきました

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