暖かい家とは?|独断です
こんにちは!
松本、諏訪、伊那地域の工務店エルハウスの住宅コンサルタント、
土橋千咲です。
11月になっても熊本では30度、東京で26度と半袖で良いような気温のようです。
信州の中でも1、2に寒い茅野、原村、富士見のある諏訪地方も昼間は上着を脱ぐくらいの気候です。
2年参りもスカートでOK
しかしこれからは寒くなってくるはず?です。
(地球の温暖化が進みそこまで寒くならないかもですね)
確かに私の子供のころは、水道は凍る、家の中の台拭きは凍る、まつ毛は凍る本当に極寒でした。
一番の変化を感じるのは暮れの2年参りです。
寒い夜中に歩いてお宮(諏訪大社)へ行くのに、まるでスキーかスケートに行くくらいの完全防寒で行ったものですが、
今はスカートでも全然平気です。
確実に環境は変化しています。
自然環境の変化に伴い家づくりの基準や求められるものも違ってきています。
冷静に考えると温暖化しているのにそんなにムキになって断熱性能に神経質になる必要あるのだろうか?
と個人的には思っちゃいますけどね。
暖かい家がいいに決まっているけれど、それはなぜ?
ここで説明するには文章が長くなってしまうのでまた別の機会にするとします。
実は最近保健屋さんからステンレスの水筒をもらいました!
これからの季節暖かい飲み物を入れて使うには重宝しそう。
ふと思ったのは入れ物は保温性が良くても(断熱性)、ふたがピッタリ閉まっていなかったら(気密性)中の飲み物は冷めてしまいます。
「ん?これって家と同じ?」と気づきました。
家づくりの情報を集めると断熱性能(UA値)だけでなく気密性能(C値)もあることを知ります。
断熱性能だけでは本当の省エネにはならない(と思う)
私は建築会社の人間なので建築途中の現場によく行きます。
当然冬にも。
そこで感じるのは断熱材を入れる前の現場でも気密性がいいと寒くないんです。
防湿シートしか貼っていないのに何故?
現場の中で暖をとっている訳ではないのに何故?
それは隙間がないからです。
断熱材は物による熱貫流率の違いもあります。
しかし、隙間のない工事は人の手でやらなければなりません。
細部も隙間を埋めて、チェックします。
なかなかに手間のこんだ仕事です。
C値もしっかりチェックしていきましょう
私の体感では断熱性の違いよりC値の違いの方が断然暖かさに関係あるのではないか?
と独断ですが私言い切ります。
本当に建築現場が寒くないのですから。
暖房を効かせた見学会もいいですが、建築途中の家を見学したいと言う場合は
個別相談からお問い合わせくださいね。
個別相談申し込みフォーム