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諏訪湖

今の自分に出来ることを考える|早い時代の流れの中で

こんにちは!
松本、諏訪、伊那地域の工務店エルハウスの住宅コンサルタント、
土橋千咲です。

50代、現実を受け止める時
私は建築の仕事を30年以上しています。
内装工事、建築設計、インテリアコーディネーター、住宅コンサルタントと経験、経歴を積んで来ました。
気付けば30年、早いものです。

今年は取締役になったこともあり、今までのことこれからのこと、色々考えました。

私が住宅コンサルタントを始めた頃は、全く別次元の事と思っていたこともあり抵抗や戸惑いがありました。
当時は見学会からのアポを取り家づくりの話をしていくことが主流で、その場での受け答えや印象などトレーニングをしたり、セミナーへ通って身につけたりしていました。
建築士でインテリアコーディネーターの女性の住宅コンサルタントということも特異性があったと思います。
(年齢も今より若かった!)
接客について、マーケティング、心理学、マネージメントなど考えたこともなく、建築の知識、技術スキルを磨くことが成長だと考えていましたが、そのような事はいずれもネット社会となり誰もが情報を得られる時代になりました。
しかも本を読まなくても動画で丁寧に説明を受けられます。

今自分に求められていることは何か?
どんな業界でもそうかもしれませんが、時代の変化のサイクルが早くなっています。
覚えればならなかったこともその場で調べれば良くなり、
お客様もプロと同等の知識を数分で体得できます。
つまりSNS、YouTube、WEBを使いこなす世代がそれを期待している顧客のボリュームゾーンのニーズに答えられます。

私の世代、少なくとも私はアナログを経験し鍛えられて今の時代を迎えています。
自分のやってきた事は間違いない、でも何か感覚が違うと思うのも無理はありません。
かといってネットネイティブのやり方と競ってもそれは大変な労力、努力が必要です。
そこは自分に求められているところではなく、もっと違うところで力を出せるはず。

個人のスキルや能力で成果を出すにはどちらをとっても偏っていて、お互いに補うことで協力する。
年齢、性別、立場などの区別をフラットで捉えて隔絶や距離を感じないようにすること。
情報だけに頼るのではなく経験の積み重ねを体系化し、
メンバーが時間をかけずに情報だけでなく経験や体験も体得できるものを作る。伝える。
私が考えていることはそんなことです。

写真はウォーキング中に撮った夕暮れの諏訪湖です。
美しい景色を見ながらこれからの未来を思って歩いています。

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