工務店で家を建てた後|お客様との繋がり
こんにちは!
松本、諏訪、伊那地域の工務店エルハウスの住宅コンサルタント、
土橋千咲です。
突然の訪問でも
エルハウスは今までに1000棟以上の家を松本、諏訪、伊那地域で建てています。
本社が茅野市ですのでそうは言っても地元での建築が多いです。
5月にお引き渡ししたお家の2次工事(ちょっと特殊なことなので相談に乗っています)の打ち合わせに伺う途中に4月にお引き渡ししたお家があります。
打ち合わせが終わって車越しに見ると車がありました。
夏仕様にタープを張ったり、テーブルが外にあったりしてすごく楽しく暮らしていそう。
ちょっと寄ってみようかな?とアポなしで突撃。
通り沿いではないので車が来るときっとびっくりするかも知れないな、と思いつつ進入。
庭で色々やっていた奥様が最初は「誰?」という表情で見ていましたが、車の中から大きく手を振ると気付いてくれて、両手を振ってくれました。
「突然ごめん〜」
「どうしたんですか〜?ちょうど良かった私が作った石垣(!)見て〜」
と引き渡した後に色々DIYしたものや、暮らしぶりを見せてくれました。
連絡なしだったので部屋は生活感が溢れていましたが(笑)、家族の居場所となって新築のときのピカピカとは違うその家の景色になっていました。「来るときは言ってよー、一番散らかってるときに来ちゃうんだもん」と笑いながら通してくれました。
それがいいんです。
居心地の良い自分達のマイホーム。
打ち合わせからいろんな問題を乗り越えて、泣き笑いを共にしてきた間柄なので遠慮もなく、気兼ねもなく付き合える関係というのはお客様と建築会社という関係から友人のような、家族のような感情で繋がります。
そして帰りがけに「土橋さん、本当にこの家最高です。」としみじみ言ってくれました。
ちょっとじーんときちゃいました。
私もエルハウスで家を建てましたが、それはたまたまエルハウスに勤めていたからで、もし建築関係の仕事をしていなくて今のお客様と同じように建築会社を探すところから家づくりをしたとしたらどんな風に家を建てる会社を決めたんだろう。
その会社の担当者さんと、今の私とお客様の関係みたいにいられているのだろうか?
もし大手ハウスメーカーだったら15年も経っていれば転勤とかしていそうだな。
エルハウスは地元から離れず、大きく展開していくことはありません。
私も一生(おそらく)諏訪地域に住んでいます。
先日、40年前に実家を建ててくれた大工さんが犬の散歩のついでに寄ってくれたそうです。
実家は地元の工務店で建てました。
当然その大工さんは引退していますが今だに通り掛かれば声をかけてくれて、母と世間話や植木の相談などしているみたいです。
私は子供だったのでわからなかったですが、きっと両親は当時大工さんと仲良く信頼関係が強くあったのでしょう。
私もお客様とずっとそんな関係でいたいと思います。