茗荷が繋ぐもの|お客様とご近所さん
こんにちは!
松本、諏訪、の工務店エルハウスの住宅コンサルタント、
土橋千咲です。
朝7時に「ピンポーン」
犬は飛び起き大騒ぎ、しかし私は何となく予感がします。
そして的中しました。
5年前に担当したお客さんのお父さんです。
エルハウスで完全共有の2世帯住宅を建てて家族仲良く暮らしています。
「いっぱい採れたから持ってきた、食べて。」と茗荷(みょうが)をビニール袋いっぱい届けてくれました。
(写真の5倍くらいの量がありました!)
「ご無沙汰してます、皆さん元気ですか?」
「元気にしてるよ」
「こんなにいっぱいありがとう!」
「また出来たら持ってくるね!」
といつもの挨拶です。
5年経っても畑で採れたものを毎年届けてくれるとてもありがたい関係が続いています。
しかもそれまで別々に暮らしていた息子さん家族と仲良く2世帯住宅で暮らしてもらっているのは設計した私にとってもとても嬉しいものです。
そして、到底我が家では食べきれないので近所へお裾分け。
あまり行き来があるご近所ではないので、話をするきっかけになります。
一人暮らししている80歳の女性がいるのですが、年齢的にも出払いにももう出ないし、久しぶりに顔を見ました。
話も弾み、茗荷のレシピを教えてもらったり、健康の事に付いて話たり。
クーラーについて高齢の方の温度調節に付いての話も聞いて家づくりにもとても参考になりました。
暑いからと言って冷房を付けると部屋から出た時の温度差で体調を崩してしまうそうです。
扇風機と窓を開ける方が体に負担が少ないとのこと。
自分があまり温度差に付いて鈍感なので高齢者の家をプラン、提案するのに貴重な意見です。
お客様と家を建てた後も繋がりがあり、その縁がまた違う人へ繋がるという素敵な関係。
その縁をもらった住宅コンサルタントの仕事は私の人生を豊かにしてくれます。