火災保険の長期一括の期間が５年に短縮されるわけ
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
大変だ、資材も燃料も上がり 今度は火災保険も値上がりです。
住宅ローンには義務と言ったほうがいい、火災保険です。 この火災保険、かつては、最長35年一括契約ができたものが、
東日本大震災をきっかけに、自然災害が多いことから 35年一括が廃止されて 最長10年一括に変わりました。
そして、今度は 最長10年が廃止されて 最長5年となってしまいます。 いつから？ この10月1日からです。
10月までに住宅を完成しない方は 最長5年ということですね、
長期契約を一括することで割引が適用されてきました。毎月の口座引き落としによる支払いより、10年分を月々に割返した１ヶ月分の方が
安いのです。これが、5年となりますので、10年間が２日となりますので、長期の割引は減少します。
ではなんで5年にするの？
ということですが、やはり、これは自然災害の多さからです。火災保険は火災に限らず、災害特約を付帯できるようになっています。
地球温暖化により、自然災害のリスクが大きくなってきており、そもそもの火災保険料だけの値上げだけでは 保険会社側の負担が
増す可能性から 長期割引を下げるということになったようです。
10年で契約をしたものは、10年間の約束です、保険会社側からすると、保険料改定をしたくとも、10年前の約束（契約者）には
反映できないことから、改定価格を多く反映させたい狙いから5年にしたようです。
ここまで、ほとんど保険会社側もメリットばっかり、です。
仕方がない、というところですが、消費者側のメリットは 5年という期間で保険を見直す機会があるということです。
新たな、特約など増えれば乗り換えるチャンスが５年ごとに訪れるということです。
であれば、５年一括はやめ、１年毎の単年契約もありかも、５年一括契約で長期割引額がどのくらいなのか。気になるところですが
１０年の割引率 18.07% に対して ５年の割引率 14.16% ２年ですと 7.76% ですから やはり ５年一括がいいと思います
（保険会社のよって割引率は変わるようですので、あくまでも参考
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