古民家から学ぶリノベ 「松本市」 本陣のお宿
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
リーダーシップを学ぶ 「天rと地と人がつながる」 (株)あえるば 主宰、経済アナリスト 藤原直哉先生の「藤原学校」に参加 1日目です
全国から 12名ほどの参加者、松本市内の松本藩主が利用した本陣 古民家を改修した施設にて
この研修も目的は
1、リーダーの考えかたと行動からの、天意を悟って、人々が各自の個性とその土地の個性を生かし切って、天も土地もみな幸せになるための
2、美ヶ原で明神館を経営されている扉グループが運営している古民家再生をした施設の内外装、スタッフのおもてなし、施設のクオリティー
この二点ですが、二点目は 建築に携わる私だけの 目的です。
まずは、二点目から
本陣とは良く耳にする言葉ですが、本陣とは 江戸時代以降の宿場で、身分が高い者が泊まった建物。大名や旗本、幕府役人が泊まったその土地の名主の居住です。
古民家ですから、決してきれいと言う外装ではありません。 ですが、内装は、主たる柱、梁を残し、部屋の形状なども変えずに必要な箇所、
内装のも手を加えてありますので、それなりの風格と清潔感はあります。
まず、お迎えする入口はが3つ。 殿様用口、 武士(家来)用口、使用人口と別れています。当然、正面に目を引く 畳式の部屋が迎える
場所が 殿様が利用する場所です。(時代劇で出てくるお代官様が座っているような場所)
宿泊施設に改装していますから、 通常の入り口は 使用人口からの出入りがメインな作りになっています そのわけは使用人口から
入ると10畳ほどの大きい土間が迎えてくれます。 よく、古くからある田舎の玄関を想像して頂ければ良いと思います。
その場所(土間から 2、3段上がった場所が 現代でいえばロビーの役割です、 大広間を利用して囲炉裏もありと
当時のままを生かして幅が30センチほどの1枚板の黒光した床が 現代にはない落ち着きの高級感をかもし出しています。
圧巻は、大きいな梁と長く伸びている大黒柱、 現在の木造建築では、まず、お目に描かれない大きいサイズの柱と、わん曲した大きい梁
これが何本も吹き抜けに井げた上にかかっています、 黒光した光沢も囲炉裏の煙で燻された数百年の歴史の美しさです。
わん曲した梁は 曲部分を上に上に向けて木の曲がりを強度に生かされています。
そう、この建物は地上3階建てです。現在は2階までしか利用していないようですが。
極めて目立つのが、 建物自体の大きさです。 大広間を中心に 奥座敷も大きくゆったりとした造りです。
こちら 「satoyama villa HONJIN」 さんのHP、館内図、内装写真などを見ると詳しくわかります。
オープンキッチンスタイルの食事処は、メニューのクオリティーはもちろんですが、調理をされているスタッフさんを見ながらの頂く食事は
高級感漂う、特別感の印象がありました、 スタッフさんの人数は3から4人くらいでしょうか。 とてもおもてなす気持ちが伝わってきた
気持ちの良い対応をいただきました。
古民家再生は、基本的に傷んでいる部分以外は変えない、内装の壁は、塗り直しなどは必要だが、襖、障子などは素を生かす、
天井板、床はそのまま、床の段差などは味わいがるために変えない、(不便であれば手摺などで補う)
窓ガラスが痛んでいる、もしくは 多分たてつけが悪いと思うので、そこは、寒さ対策として 現代の木製サッシに入れ替える
20年ほど前に、古い民家のリノベをした経験を思い出しました、何より大変だったのが汚れです、長い年月のスス、ほこりなどが付いた
柱、梁、板襖をどう蘇せるのかが課題でした、確か、ホウ酸洗浄した記憶があります
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