諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

諏訪湖を見渡せる山は　いくつかあります。　登山道が整備されている場所、　獣道しかない場所、そして眺望が良い場所、木々の
隙間からしか望めない場所など、今回、登山道も整備され、頂上には展望デッキが整備されて一望できる大見山（標高１３６５m）
に登ってきました。

諏訪市街から霧ヶ峰に通じる霧ヶ峰線の途中、脇にそれたところに蓼の海という　人口湖があり　そこの脇からの出発です。
ここから　たった往復1時間３０分、2.5km　標高差１５０m という　お散歩感覚で登れるのが大見山です。
私が行ったのは残雪期ですから　スニーカーという訳にはいきませんが、夏場であれば登山道の整備されていますので、ジョギング
感覚でも登れる場所でもあります

昨日の降雪明け、湖は氷と雪に覆われており　誰もいない静けさの湖のほとりを出発です。天気こそ淀んだ空ですが、陽気は暖かく、フリース1枚、リュックに、予備の上着、水0.５lだけをもっていきました。
積雪後で、足跡（トレース）がない、真っ白な雪の中を歩くのが　とっても気持ちの良い日でした。

登りはじめに階段があり、目指す道は迷うことはありませんが、　下山中わかったのですが、いくつか登るコースがあったようです。登りの勾配うはさほどきつくはないものの、雪の中を進みますのでそれなりに、脚には負荷がかかりました。
唐松林の中、雪に覆われた道　シーンと静まりかえった林を進みます。まだ見たことのない大見山山頂を目指します。

やがて　登山道は突き当たり左右に分かれています、さて、どちらに進む？　距離と時間から　展望台と書かれて方面は後回しにし、反対へ進んでみます。　進んだ先は　大見山北峰　立派な避難小屋がありました。８畳ほどの広さです。
北峰からは眺望はありません。　その先に続く道に、下諏訪方面とかかれており、おーなるほど。ここを下れば隣街か、夏はこの
降りた先から登るのも楽しいではないか、と思いました。

北峰を背にして来た方向へ戻ります、下って平坦部分をすぎ、先程突き当たった所を通過して　大見山展望台と書かれた方へ向かいます。真っ直ぐに伸びる道、誰も踏み入れていない真っ白な雪道が美しく感じます。足跡をつけたくないほど綺麗でした。
そこから　上に伸びる階段となっている道を登り切ると展望台、大見山山頂（南峰）です。　林の中に突然現れた　人口物の展望デッキがミスマッチ？かと思いましたがこのデッキの先端からは諏訪湖が一望でき、正面に守屋山　伊那谷方面も望むことができ
遠くに北アルプスも望める場所となっています。

しばらく、眺望を楽しみました。

ここから下山、短時間でここまで来ましたので、下りは別のコースを選びます、時間も体力も十分残っていますから、全く別の場所に降りたとしても、不安はありません。最も、麓は地元ですからその点も安心できました。

杉林の中、陽当りが悪いのか登り以上の積雪でした。時折、雪が靴の中に入らないように、登山靴を覆い被せたズボンの裾を直しながら下っていきます。相変わらず、踏み跡は見当たらず、振り返っても私一人のトレースです。
やがて、見なれい足跡、どう見ても鹿やうさぎの脚のサイズとは違う、まっすぐ直線的についた足跡、足跡の大きさから人間ではない感じ、　熊？　熊？　そうです、これはどう見ても熊と確信をし、そそくさその場合から離れます。

この後、いくつか道は分かれていましたが、湖方面の道を選択をして下り降りて湖が見えた時は、熊と出くわさなかった安堵感。
距離も短いということもあり、この後、車を止めた反対方向に、湖のほとりをぐるっと1周をし、駐車場にもどりました。

登山　気軽登れる山、険しく登るのに厳しい山と２つありますが、どちらも共通することは自分の脚で登り、登ことは決して楽なことではありません。時間、距離の差から体力消耗は違うものの、、頂きに立ちたい、そこに何があるのかという目的を達成したいという自分の気持ちとの戦いがあり、　そのことを克服した時の達成した心と気持ちの充実感があるから登るのだと思います

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