室内環境を清潔に保とう!
こんにちは、いつもありがとうございます。チームエルハウスです。
街路樹の緑が日に日に鮮やかさを増していますが、暖かい季節になると気になるのが家の中のダニですね。目に見えなくても、実は健康にも悪影響を与えるものですから、注意が必要です。今回は知っているようで知らないダニ対策についてご紹介します。
イヤなダニは繁殖前に退治!
家の中に生息しているダニは、主にチリダニ、コナダニ、ツメダニの3種で、いずれも高温多湿を好み、早い種なら5月頃から繁殖を開始し、夏から秋にかけて家の中で繁殖します。
ダニに刺されるとなかなか痒みがおさまらず、とても厄介です。それだけでなく、チリダニなどはアレルゲンを持っているため、フンや死骸を吸い込んでしまうと喘息やアトピーを引き起こす原因にもなります。
ダニは公共施設の長椅子、電車やバス、タクシーの座席などで衣類やバッグ、靴などに付着し、家の中に侵入しますが、これを完璧に防ぐことは困難です。新築の気密化された家でもダニの侵入は防げないので、侵入したダニが繁殖期に入る前に対策を講じることが大切です。
天日干しは効果がない?掃除機と洗濯が一番!
現代の家は空調が完備されており、ダニにとっては1年中繁殖できる最高の環境となっています。特に注意すべき場所はカーペット、畳、布団や枕などの寝具、ソファなど。
まず、カーペットや畳、ソファに潜むダニを掃除機で吸い取ります。フンや死骸が残らないように、洗えるものは洗濯しましょう。ダニは50℃以上の熱と乾燥に弱いので、布はスチームアイロンを20秒ほど当てれば退治できます(ドライヤーでも代用可)。
また人の皮脂やフケなどをエサに繁殖するので、寝具のカバーは定期的に洗濯を。布団は天日干しだけだと影になった部分に逃げてしまい、あまり効果がないといわれます。
秘密兵器は布団乾燥機!
ポイントは、ダニを退治した後に必ず掃除機で死骸を吸い取ることです。ダニのエサを減らし、繁殖しにくい環境作りにつながります。またダニ用の防虫剤で燻煙処理をするのも効果的です。
布団のダニ対策として最も効果的なのは布団乾燥機です。60分程度乾燥させれば布団全体のダニを退治できます。
早めの対応でダニの発生を防ぎ、室内の環境を整えましょう。