Vol.41|古川 武士著『理想の人生をつくる習慣化大全』|優れた結果の裏には価値ある習慣がある|自分を乗せるスキルを身につけよう
設計滝沢のU35 Book review Vol.41
優れた結果の裏には価値ある習慣がある
~自分を乗せるスキルを身につけよう~
著:古川 武士 『理想の人生をつくる習慣化大全』より
Check point
●大切なのは4つの「切り口」
●幸福感と主体性の意外な関係性とは?
●簡単なルールを価値ある習慣に!
行動と思考の約80%がパターン化され、日常の中で無意識的に繰り返されています。
そのため、なかなか習慣を変えられないのです。
習慣化はスキルです。
行動・思考・感情・環境の切り口から、自分をうまく乗せる方法を見つけましょう。
⃝どうすれば、自分の行動を乗せられるか? (行動の習慣)
⃝どういうモノの考え方、捉え方をすれば乗れるか?(思考の習慣)
⃝気持ちを乗せるためのビリーフや欲求はなにか?(感情の習慣)
⃝自分を乗せてくれる環境はどこにあるのか?(環境の習慣)
方法は色々とありますので、試してみて自分に合った方法を見つけましょう。
ここで、ポジティブ心理学の「幸福の公式」を紹介しておきます。
ポジティブ心理学とは、心理学を心の病の治療ではなく、豊かさを高めるために使っていこうというものです。
幸福=規定値40%(考え方・捉え方)
+生活状態10%(事実・出来事)
+自発的活動50%(規律・自由選択)
つまり、幸福感に出来事自体は10%しか寄与しないのです。
そもそも、出来事自体には良い悪いはなく、それをどう捉えるか、どう意味付けするのかが重要になってきます。
さらに、「周りに〜させられている」ではなく、「自分で〜している」という主体性が最も幸福感に影響を与えてくるのです。
例えば、早起きしたい理由は、「本を読みたい」や「時間に余裕を持ちたい」など人それぞれです。
更に深く聞いていくとその根底には、惰性に流されたり、誰かに振り回されたりするのではなく、日々の生活において「主導権」を取り戻したいという欲求があるのではないでしょうか?
先の幸福の公式の通り、主導権や自己コントロール感が幸福度を大きく左右することを考えれば、早起きを習慣化したいと考える人が多いのも頷けます。
主導権を取り戻すためには、まず自分が何に振り回されているかを書き出し、次にシンプルなルールを決めて実行してみましょう。
例えば、次のようなモノです。
「朝10分間で1日の計画を立てる」(行き当たりばったりの仕事をやめる)
「スマホは22時にオフする」(つい見てしまう惰性・依存から抜ける)
出来るだけ簡単なルールにすることで自分にとって価値のある習慣を身につけましょう。
Book reviewのバックナンバーは
こちらからお楽しみ下さい。
★ 住まい造りは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、住まいづくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと共に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたが望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。
エルハウスは、長野県茅野市、諏訪市、岡谷市、下諏訪町、原村、富士見町、松本市、安曇野市、大町市、塩尻市、辰野町、朝日村、山形村などで、新築の注文住宅とリフォームのご相談を受けている地域密着の工務店です。
この記事へのコメントはありません。