高価な家だからこそ、他人の意見に流されない
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
自分で決めていますか、流されていませんか
住宅を建てる、買う、 大きな選択です。家づくりに向かおうとする、きっかけはそれぞれあります。
賃貸が手狭と感じてきた、家賃がもったいない、家賃相当の支払いで住宅を持てそう、家が老朽化してきて修繕を考えたが、修繕する費用をかけるくらいなら建て替えをしよう、子供が生まれた、結婚を控えている、親戚から土地を譲ってもらえる、などなど。
どれもきっかけなのですが、家づくりをしようと、決めるのは自分なんです、人は、自分で決めるということが最も苦手なことだと思います。 特に、日本人の気質はそうだと思います。 イエス、ノーがはっきりいえない、曖昧な返答 をしがちです。
なになに、やって欲しいのだけど・・・と頼まれた時に、 出来たら。 という返答をしていませんか。 この出来たら。の「ら」の字、 曖昧な表現そのもの。 断ったらその人から嫌われるかも。 引き受けたら責任を負わなけれべならない。 どちらも
自分の意思の言葉でなく、相手から自分がどう見えるのか、写るのか、という他人を基準にして考えているからですね。
2017年 流行語大賞「忖度」という言葉があります。忖度(そんたく)は、他人の心情を推し量ること、また、推し量って相手に配慮することである と書かれています
外国の方には、理解し難いところですが、日本人は相手の心情に寄り添うことを美徳とする伝統からです。これは、素晴らしことですが、まさか家づくりを 忖度して決めている人はいないと思いますが。 笑
家づくりの きっかけは、理由は 後付けでも良いです。 あの時にあーであったから、こうであったからでも構はないと思いますが 重要なことは、きっかけを期に 自分で決定するという意思なのです。