里山 裏山 ドアtoドアの登山
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
山々に囲まれた信州で育ち、私くらいの年代アラフィフ 世代 子供ころ近所の山々をかけずりまわって遊んだ経験がる人は
多くいると思います。私の通っていた小学校、平地から500mほど登った山の中腹に校舎があり、校庭からは諏訪盆地を見渡せる
高台にありました。(現在もあります)
小学校低学年時代、 担任の先生が 山の登りが好きな先生で 学校の裏山に 今で言う課外授業といえばいいのでしょうか、授業の1コマ、2コマで度々、裏山に遊びに連れていってもらった記憶があります。山ではどんぐりや、松ぼっくりを拾い、山から眺める自分たちの住んでいる街の様子を見るなど 自然に触れ合う授業が多かったです。
休日に 先生とお弁当を持って仲間と一緒に 裏山探検 に出かけた楽しかった記憶があります。 山道はあるのですが そこから
外れて林の中を進み、あの鉄塔まで行こう たどり着こう と 林の中をかけずりまわる という探究がとっても楽しかったです。
自分たちしかできない 知らない場所を見つける とってもワクワクしたものです。
高学年になると、友達同士で山の中の道は ここの道はどこまで行けるのかなと、登っては帰りは無理と違う道をおり的え、おーっここに降りてきた、と 知らなかった場所にワクワクしたものです。
今考えると、おいおい、子供だけで・・・、危険と言われるような遊びだったと思いますが それだけ 親の関心も自由だったのかと 笑。 思います。
いつもは、車で登山口までいきそこから登りとるのかはすが、今回は、家から登山靴をはき、ストックとアイゼン、スマホだけをもち、玄関からの出発、 そう、ドア TO ドアです。近所の方にお会いして、 不思議な出立ち、照れくさかったです。笑
来週、八ヶ岳硫黄だけに登りにいきます、その、体力づくりの一環として 近所の裏山を散策してきました。
今シーズンは雪が多く、山のなかに入りしばらくすると雪で埋まった道が 道なのかどうか わからない状態です。雪一面で覆われて道がわからない状態では、感覚だけで進みます。雪の上は鹿かな?足跡だけ。この時期は、誰も踏み入れない山の中、子供頃から見慣れた 山の地形、また、木々の間から見える里の風景を見て 自分のいる場所を想定しながら進む方向を決めます。 時折、風がふき木が煽られて ミシミシ 音が響き渡る。 木々の上から雪が舞って落ちてくる。ちょっとだけ、不安もよぎりましたが。
日陰では 膝下くらいの積雪がり、一歩一歩足を進めるのも 一苦労です。ラッセル状態で進みます。明るい日差しのある方向を目指して、道なき林の中の ストックで体を支えながら進みます。道から既に外れていますが ここを進めば、この辺にはたどりつけるという自覚がありますので、道迷いという不安は皆無でした。ただ、大人という知恵、経験からは子供の頃のワクワクした気分ではなく 安全に降りよう、ということだけを考えるようになっていました。
裏山なのので、頂上も何もありません。ただただ、上え上えと登り、自分が戻ってこれるという自信がある範囲までの登りました。
そこれ以上登ると、迷うかも?ということも自負できている故の判断です。みしらぬ山でしたらこうは行きませんね