建築用語解説【お家を支える構造用金物とは】フラットプレートスリムをご紹介!
こんにちは、こんばんは!松本地区・諏訪地区の工務店エルハウスの倉田です!
【お家を支える建築金物とは】シリーズで今回は、「フラットプレートスリム」をご紹介します。
「フラットプレートスリム」とは、お家を支える構造用金物の一つで、柱と床面(土台)を接合する金物になります。
「フラットパネルスリム」は、上棟後に、適切な箇所に大工が設置していきます。
設置位置は、構造計算をした上で、どこに設置するのかを、図面の柱壁伏図にて指示をし、指定の箇所への設置になります。
柱壁伏図の青く四角く囲ってある部分のNとVは「フラットプレートスリム」を設置します。僕たち監督も、この図面を見ながら設置忘れはないかを確認、チェックしていきます。赤で囲ってある部分もNとVと表記がありますが、こちらは「コンパクトコーナー」を設置することになります。外の外気に触れる部分のNが「フラットプレートスリム」外気に触れないNが今回ご紹介している「コンパクトコーナー」を設置するという違いがあります。「フラットプレートスリム」は柱と土台を横面から結合しますので、外周部以外には使えません。なので、中は「コンパクトコーナー」を使い接合していくのです。
▼「コンパクトコーナー」の記事はこちらから
https://www.lhouse.co.jp/2022/02/08/kentikuyougo-kouzouyoukanamono-surimukona/
フラットプレートスリムは、しっかり土台と柱に打たないと、その後の工事である外壁の下地がしっかりつきにくくなってしまうという注意点がありますので注意も必要です。
このように、必要な箇所に、必要な金物を設置することによって、安心して過ごせる住宅は出来上がっていきます。
倉田でした!
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