諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

  1. HOME
  2. 諏訪・松本の工務店|池原純一ブログ
  3. 在来工法 筋交とは何?多く使えば家は頑丈になるのか。

在来工法 筋交とは何?多く使えば家は頑丈になるのか。

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

在来工法とは 柱、梁といった材木の木と木を組み合わせて、形にしていく工法のことを指します。一方、枠組工法とは
材木にベニアを打ち付け、一枚の壁(パネル)として組み合わせた工法を指します。どちらも、家の変形を支える部材が、
在来工法であれば、柱から柱の間に斜めに渡した 材木 筋交と言います。 枠組み工法であれば 柱と柱を結ぶように打ち付けられたベニアになります。

どちらの工法もこの家、建物を変形させない部材が必須なのですが、 枠組み工法はずべての外周の壁にたいしてベニアが存在しますが、在来工法の場合、全ての外周部の柱間に筋交があるわけではありません。
強固にするなら 全ての柱間に筋交を設置すればどうでしょうかと、思いますが、 家、建物全体でのバランスということを
重んじます。 地震が起きた時に、建物が揺れない、揺らさないということは不可能です。 数ミリから数センチ揺さぶられます。
この時に、筋交となる斜めに取り付けられた材木が。下から上と突き上げれ、変形を起こす要因になります。
(例えば、右下から左上に斜めにと取り付けの場合、左側につきあげられ、左に向かって座屈する可能性がある)

そなれば、斜めのものは ✖️上に入れるという手段で防ぐことができますが、 家全体の東西南北の壁を想像した時に
例えば、東、西側の壁には ✖️の筋交が6本使われ、南、北側の壁には✖️の筋交が4本しか使われていないケースでは
東西方向の揺れを抑えられた衝撃を 南北方向で吸収する形になった時には、南北の衝撃が東西の衝撃を抑えた分がプラスに転じます。もともと南北は 筋交の数が少ないのですから、衝撃が増された分 負荷過剰となり 座屈しやすくなります

こうしたことから 筋交とは 沢山(全て)設置すればいいというものではないのです。 家全体にバランスが取れるように
均等な力(負荷)がかかるように、配置しておく必要があるのです。

子育て30代3から5人家族のための資金計画相談会

資金計画個別相談会

デザイン・間取り・坪数・事例研究 相談会に申し込

デザイン間取り坪数個別相談会

オンライン個別相談に申し込む 

オンライン個別相談会

2月開催の見学会に申し込む

茅野・富士見地区2022年2月の完成見学会のお知らせ

 

 

社長 池原純一のプロフィールへ
お客様の声
イベント情報

関連諏訪・松本の工務店|池原純一ブログ