機嫌を損ねても赤ちゃんはアイドル
こんにちは、いつもありがとうございます。チームエルハウスです。
今回は30歳・フリーランスのFさんの体験談です。
ヨガのレッスンに赤ちゃんを連れてきたママ
私は高校時代にアルバイトしていた飲食店の場を借りて、月に一度、ヨガのレッスンを開いています。参加してくれるメンバーは、従業員の方からそのお友達まで様々、年齢層もバラバラです。最年長はなんと77歳。背筋も伸びていて、ハキハキしていて、よく笑うんです。「あちこち痛いわよ」と笑いながら報告してくれると、私も元気になります。
ある日、そんなマダムたちに混ざって1組の親子が来てくれました。赤ちゃんと、小柄で可愛らしいママです。赤ちゃんは初めての場所に緊張したのか、最初こそ静かにしていましたが、人見知りすることなく笑顔を振りまいてくれました。レッスンが始まる前から、マダムたちも私もすっかり赤ちゃんのトリコに。抱っこしてあやしたり、みんなで彼女の行方を見守ったりして、それはそれは温かい時間を過ごしました。
心ない言葉を浴びることも
でも、幼い子を連れたママたちは、いつ機嫌を損ねるか分からないので周りに気を遣って、常に不安なのだそう。ときには心ない言葉を浴びることもあり、そんなとき誰かが微笑んで赤ちゃんやママに話しかけてくれると、心底安心できると聞きました。
そんな何げない人とのつながりが誰かの心を軽くして、心に光を与えてくれます。今は人とのコミュニケーションが希薄な時代ですが、ご近所さんや地域全体で見守る子育てが続くといいなと思います。