成人の日|振袖に思う日本の文化
こんにちは!
松本、諏訪、伊那地域の工務店エルハウスの住宅コンサルタント、
土橋千咲です。
今日は成人の日
成人を迎えた皆さまおめでとうございます。
ここへきてコロナがまた復活してきていますが、地元の茅野市では9日に市民会館で開催されたようですね。
(もちろんコロナ対策していたと思います)
令和4年度から成人年齢が18歳に引き下げられるようですが、
茅野市のホームページを見ると20歳になった年の人を対象にこれからも成人式を行うそうです。
身近に20歳の人がいないので、ニュースで成人式の様子を見ると自分の時を思い出します。
基本的には30年前と変わっていないようです。
女子は相変わらず振袖が多く、髪型がおしゃれになったなーくらいに見えます。
ただ私たちの頃は着物はレンタルする人は少なかったように思います。
おそらく百万円以上親がお金をかけてくれたんですね。
すごいです。
今はほとんどレンタルと聞いていますので、昔ほど負担は少なくなったのかな?
私は振袖を買わない代わりにヨーロッパ旅行をせがみまして、成人式は洋装で出席しました。
私にとっては振袖よりもすごく価値のある経験ができていい選択をしたと今でも思っています。
そもそも、今だに自分では着物を着れないし、たためないし、しまうこともできません。
紐とかじゅばんとかどれだけの種類のものが必要なのかも知りません。
寂しいけれど、文化としてはだんだん薄れていってしまうかもしれませんね。
まぁ、ヨーロッパの人たちも中世のドレスみたいの着る習慣もほとんどないでしょうし、仕方がないです。
ただ、着物の柄、染め、色合わせなどの日本の素晴らしい工芸的な文化は衰退してほしくないと思います。
茶道(日本文化)と家づくりの関係
実は、私茶道をいささかたしなみます。(意外でしょ?)
その時の経験も家づくりに大いに役立っているんですよ。
茶道はお菓子食べてお茶飲むだけではなく、茶室の造りや素材などが和室や今であれば和風モダンなどのデザインのヒントになっています。
床の間に使われている木の種類から、壁や天井に使割れているもの、陶器や絵付けの種類まで生活、文化、建築全てに通じることが学べます。
だけど着物を着るのが大嫌いだったので、極める事はありませんでした。
誰かに託す形とはなりますが、無くならないことを願います。