ピンチに瀕したチームを奮い立たせた言葉とは グーニーズ(’85・アメリカ)
こんにちは、いつもありがとうございます。チームエルハウスです。
家族がいて、家族のような友達がいて、帰る家がある。そんな当たり前のことが、もうかなわなくなるかもしれない。そう悟ったとき、あなたはただ呆然としてしまうかもしれませんね。
悪童たちの大冒険!
「グーニーズ」とは、主人公マイキー(ショーン・アスティン)と仲間達を表す愛称です。何かと悪巧みをしては家族や兄弟を困らせている、やんちゃな男の子たち。差し押さえとなったそれぞれの自宅を守るために、金目のものを探してマイキー宅の屋根裏に侵入したことから冒険が始まります。海賊の財宝のありかが記された地図を見つけて、早速その場所に向かうグーニーズ。しかし、その場所は脱獄したばかりの犯人一家のアジトだったのです。行く手を阻む数々のトラブルにグーニーズはどう立ち向かうのでしょうか。そして財宝にたどり着くことはできるのでしょうか――。
多くの人がこの映画を一度は見たことがあると思います。そして、こんなに何かに一生懸命になれる彼らの尊さに感動し、グーニーズの行動ひとつひとつが確実に未来を変えていくことを信じたくなるはずです。
弱音を吐く仲間にかけたマイキーの言葉は
財宝を目指す彼らは、かつての海賊が仕掛けた罠にてんてこまい、命の危険にもさらされます。暗い洞窟を進みながら、「もう諦めよう」とおびえて弱音を吐くアンディをマイキーはこんな言葉で説得します。「わかってる? 次に空を見る時には、別の町の空だ。ここでは僕たちが戦うんだ」。もともとのマイキーは気も体も弱い少年。今までの彼からは想像できなかったような強さが感じられるシーンです。
大人になると、信じる心やその瞬間を楽しむということをいつしか忘れてしまいがちです。いつまでもこの冒険を楽しみ続けて、そしていつか宝物を見つけたいものですね。彼らのように。