秋の風物詩? 落ち葉対策
こんにちは、いつもありがとうございます。チームエルハウスです。
当事者にとっては「風流」で済まない悩み
晩秋を迎え、おだやかな菊日和が続いています。木々の葉が色づく美しい季節、色とりどりの落ち葉を踏みしめながらの公園散歩が楽しいですね。
公園などに舞う落ち葉なら秋の風物詩として楽しめますが、自宅に吹き溜まる落ち葉はちょっと困りものです。お庭に樹木がある家はもちろん、木々の多い庭や街路樹が近所にあると、落ち葉に悩まされることも多いでしょう。落ち葉は毎日落ちてくるので、いくら掃除してもきりがありません。
様々な微生物や菌類が生息する山や畑では、落ち葉は微生物によって分解され、発酵して栄養たっぷりの貴重な腐葉土になりますが、ご家庭の庭では、腐食したり害虫を呼び寄せたりすることもあります。
自宅の木から落ちる葉がクレームの種になることも
落ち葉対策のポイントは、「よそから自宅に落ち葉が舞い込むのか」、それとも「自宅の樹木から落ち葉が発生しているのか」、どちらなのかということです。
よそから落ち葉が舞い込んで来る場合は、自宅の庭が風の吹き溜まりになっているかもしれません。ブロックやフェンスを設置することで風の流れを変え、落ち葉の侵入を防ぎましょう。お近くの工務店に「落ち葉の舞い込みに困っている」と伝えてフェンスの設置を相談してみるのがおすすめ。
より厄介なのは、自宅の樹木からの落ち葉です。乾いた落ち葉は風に飛ばされ、近隣の家や庭に舞い込み、トラブルに発展することもあるからです。また、コンクリートを敷いたベランダや駐車場に飛散した落ち葉を放っておくと、葉の色素が抜けてコンクリートに色が移ってしまうことも。対策としては、やはりブロックやフェンス、ネットなどを設置して近隣への飛散を防ぐことです。
落ち葉を一気に片付ける秘密兵器
とはいえ、いくら掃除してもまたすぐに溜まってしまうのは変わりません。簡単に落ち葉を掃除する方法はないでしょうか。
そこで役立つのがブロワーという工具です。様々な用途で用いられる送風機ですが、風で落ち葉を吹き飛ばし、まとめることで一気に掃除ができます。落ち葉対策用のアタッチメントを取り付ければ、落ち葉を吸引できるようになる製品もあります。
落ち葉の量が多い場合は、最初から落ち葉用の掃除機として考案されたブロワーバキュームもあります。電動式とエンジン式がありますが、ご家庭の庭が広い場合はエンジン式のブロワーバキュームを使用すると、コードレスで遠くまで持ち運べて便利です。
昔のドラマやアニメには「竹箒で落ち葉を掃く姿」がよく出てきました。ちょっとなつかしい風景ですが、やはり便利なものには勝てません。ひどい落ち葉に悩まされている方は、ぜひご検討ください。