7年に一度のビックイベント!
こんにちは、いつもありがとうございます。チームエルハウスです。
今年は、諏訪地方は異常な熱気に包まれています、そう今年は7年に一度の御柱祭なのです。御柱祭とは、樹齢150年を優に超えるモミの大木。山の中から、選ばれた上社、(前宮、本宮の8本)、下社(春宮、秋宮の8本)の合計16本のモミだけが御柱となり、 里に曳き出され、7年毎の寅と申の年に諏訪大社の社殿の四隅に建てられます。
この時には、 諏訪地方の6市町村の氏子たちがこぞって参加して行われます。ちなみに1本の御柱の大きさは、長さ約18m、直径1.3m余り、重さ約11トン超えの巨木。柱を山から里へ曳き出す「山出し」が4月に行われました。今月は、神社までの道中を曳き、御柱を各社殿四隅に建てる「里曳き」が、上社・下社それぞれで行われます。
諏訪の人々は氏子として全精力を注いで16本(4社×4本)の柱を地区ごとに担当します。エルハウスの社員や職人は御柱に参加するどころか、何人も役員になっているので、期間中は仕事になりません(笑)。御柱の役員は誰でもなれるわけではありません。各地区で推薦され、まわりの人が認めないとなれない、名誉ある役割なので、やりたくても出来ない事も多々あります、そんな中に、エルハウスの社員が役員として選ばれるのは嬉しい限りです。
御柱祭にかける氏子の情熱は、見栄っ張りの諏訪人の華を飾る場でもあり、神聖で熱狂にあふれた稀少で危険な祭りです。エルハウスの副社長池原の地区は、今年は本宮一という上社で最高位の柱を担当することになりました。池原も地区では重要な御柱祭のポストについているそうなので、無事に活躍してくれると嬉しいですね。
世間では、御柱の年は、建築業界は受注が減ると言われています。何と、祭りに掛ける費用は、来客などの接待、飲み会費、会合費、衣装、道具、玉串代や区の割り当て金、お客様用に家をリフォームする等、1件で200万円近くの出費をする場合も、あるからなのですが、その他に理由としては、建築関係の職人さんが総出で祭りに参加する為です。
しかしながら、長野経済研究所は、2010年春に行われた諏訪大社御柱祭の経済波及効果を、推計215億6千万円と発表しました。御柱祭には、諏訪人は総出で参加します、ひょんな所で職人さんや、お客様に出会う事が有り、まさに人脈作りにはもってこいの場、エルハウスも、御柱景気に乗ってリフォーム、新築の契約を取っていきます。