「生きてるだけで丸もうけ」 ――明石家さんま
こんにちは、いつもありがとうございます。チームエルハウスです。
日本のお笑い界を牽引する男
いつも楽しそうに司会をこなすお笑い界のビッグ3の1人、明石家さんまさん。テンポの良いトークと、出演者を巻き込む場づくりに定評があり、芸歴47年の大ベテランで、お笑いに対する姿勢は常に厳しく、番組中に後輩芸人に対してダメ出しをする姿勢も清々しいです。
生死を分けた事件
シャトルのように大阪と東京を行き来するのが日常的なさんまさんですが、1985年8月12日、運命の分かれ道を経験していました。
ある番組に出演するため日本航空123便に乗る予定だったさんまさんは、直前の「オレたちひょうきん族」の収録が予定より早く終わったため、搭乗便を全日空に変更します。そして乗らなかった123便が群馬県多野郡上野村の山中に墜落。520人もの人が亡くなる大事故となりました。
名言はなぜ生まれたか
誰にでも起こる可能性があったこの経験から「命があればなんだってできるし、いつでもやり直しがきく。いつでも新しいことに挑戦できる」という思いにつながり「生きてるだけで丸もうけ」という言葉が生まれました。
生きていれば、嬉しいことも楽しいことも、悲しいこと、怒りに震えることも起こります。それもすべて、命があってのこと。正直、今の世の中に絶対安全はあり得ません。どこにいても、なにをしていても、命に関わるようなことが起こる可能性はゼロではないのです。だからこそ、自分のために、大切な人のために、今生きている時間を大事にしたいですよね。