大事なヨガのレッスンを台なしにした中年男性
こんにちは、いつもありがとうございます。チームエルハウスです。
今回は55歳・医療従事者Mさんの体験談です。
仕事の疲れを吹き飛ばしてくれるヨガの時間
看護師の毎日は大忙し。患者様を運んだりお世話したり体力を使うし、頭も使います。1日が終わる頃には下半身はむくみ、肩もすっかり重くなっていて、車に乗ると疲れがどっと出ます。
そんな私のリフレッシュ法は、週に1回のヨガのクラスに参加すること。クラスでは、普段の生活では決してとらないような苦しい姿勢になりますが、先生は「とにかく呼吸が大切だ」と言います。なかなかうまくできないけれど、確かに終わった後の爽快感は格別。足どりも軽くなり、目もぱっちり開いて、また明日から頑張ろうと思えます。
ある日、初めての中年男性が参加し、私のすぐ後ろに陣取ってポーズに取り組んでいました。とても辛そうに頑張っている様子が鏡越しに見え、ヨガを始めたばかりの自分に重ねて、応援したくなりました。
大事なレッスンが台なしに!
レッスンの終盤には、仰向けでリラックスし、存分に使った心身を静かにお休みする時間があります。それまで動かしてきた体を休め、呼吸に集中する大事な時間だと教わりました。ここできちんと心体を預けられるかどうかがヨガのポイントなのだそうです。
ところが、全員で静かに集中する中、男性のほうからマットと体が擦れる耳慣れない音が聞こえてきました。しまいには大きないびきまで……。みんな、内心では呆れていたと思います。先生も困っていたようです。男性は悪びれる様子もなく、時間が来ると一番に教室を出ていきました。レッスン中は同情してしまったけど、せっかく仕事の疲れを癒しに来ているのに、なんだか台なしにされた気分でした。
終わってからみんなで愚痴をこぼしたところ、次の回、先生はお休みのポーズが大切である理由を男性に丁寧に説明したのですが、その後、レッスンに来なくなりました。私はほっとしたけれど、先生には申し訳なかったかもしれないと思ってちょっと後悔。皆さんはどう思いますか?