家の新築を検討するのにぴったりの季節
こんにちは、いつもありがとうございます。チームエルハウスです。
家の新築を始める季節
雲ひとつなく澄み切った秋空の下、何をするにも心地よく感じられる好季節となりました。秋は春に次いで新生活のスタートに選ばれることが多い季節です。人事や転職、進学といったライフイベントも多いのですが、実は家を新築するのに適した季節でもあるのです。
一般的に、家の新築は4~5ヶ月の工期を必要とします。この工期と季節の移り変わりによる気候条件の影響を考え合わせると、10月・11月頃に着工するのが良いとされるのです。それはどういうことでしょうか。
住宅商戦が幕を開ける季節
10月・11月頃は秋の住宅商戦の季節、住宅業界で年間を通して一番活気がある時期です。モデルハウスや見学会に出向くのにも良い季節ですね。意欲的に工務店選びができる方も多いようです。
会社によって違いますが、多くの工務店や不動産会社、各種設備メーカーでは、3月か12月を決算時期としているところが多く、決算目前の秋は様々な趣向を凝らしたキャンペーンも展開されます。キャンペーンを活用すれば、少し予算を追加するだけでワンランク上の設備を導入できることもありますよ。
税の面でもメリットが
さて、次に固定資産税の課税時期にも注目してみましょう。ここにも、秋の新築が良いと言われる理由の一つがあるのです。地域によりますが、多くの市区町村では、新築された翌年から固定資産税が課税されることになります。
10月・11月頃に着工した場合、4~5ヶ月の工期を経て、翌年の2月頃に竣工することになります。例えば年末の12月31日に建物が完成すると、固定資産税が課税されるのは翌日の1月1日からです。しかし、年始の1月2日に完成した場合は、たった2日間の違いで、そのさらに翌年、つまり課税されるタイミングに1年もの差が生まれるのです(ただし、市区町村によって違うこともあるので、事前に工務店に相談しておくと良いでしょう)。
お子様の保育園や学校も、年明けの竣工だとスムーズに進められます。家を建てる場所が今とは異なる学区になる場合、転校することになります。完成や入居時期が2月末あたりなら、学年のはじめにタイミングを合わせることができます。
生活や社会のリズムを取り入れる
秋の新築が好まれる理由は、このように生活や社会のリズムを考えると自然にそうなっていることがたくさんあるからなのです。新築住宅の着工、竣工、入居時期のスケジュールを考えるときの参考になったのではないでしょうか。
ぜひ過ごしやすい気候の今、モデルハウスや見学会で、工務店の仕事や様々な設備を見学してみてください。