SEP 20 2021

独身　未婚者でも新築の住宅ローンは組めるのか？　男性女性に限らず審査は通るのか？

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

独身　未婚者でも住宅ローンは組めるのか？　ということで　悩まれている方から相談がありましたので、お話をさせていただきます。結論は、可能です。

ですが、既婚者の方に比べて審査として見るべき点からは、厳しいということはあるようです。実際にいくつか融資先からことわられてしまったということででした。今後、どしたら融資を受けることができるのか、ぜひ、力になって差し上げたい、方々に手を尽くしていこうと思っています。

ネットからの情報では　独身既婚者でもローン可能と書かれていますが、現実は違う部分もあるようです。
国土交通省住宅局の「令和元年度民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書」によると、金融機関が「融資を行う際に考慮する項目」として、「家族構成」については20.1%と出ており、「性別」に関しては14.0%という調査結果が出ています。このことからも、独身、既婚は重視していないということは読み取れます。

当然でありますが、融資側とすれば　最重要視する点は完済できるかどうか。　という点です。35年、40年など将来まで完済できるということを重視します。　では何処から判断するのかといういと　年齢と健康状態がポイントです。

年齢は若いほど有利、健康はもちろん語らずともわかりますね。　ですが、現実は　年齢なんです。　一部のことからもしれませんが、　年齢が若い＝独身（未婚）となると　家を購入してその後、結婚したら家はどうするの？と
いうところをみるらしいです。　そこには、性別も関わってくるようです。　例えば、女性であれば　結婚後男性の元で暮らす傾向があるように思われている所から、若年層ほど結婚をされる可能性が多いと思われることから　また、
出産から育児を行う可能性が男性より高いということで、年齢が若い女性ほど　融資側から見ると完済できるのか？
ということを不安に思うようです。

今、独身世代が増加しているのにも関わらず、
[参考サイト]内閣府「平成30年版少子化社会対策白書」既婚者との格差の位置づけをされているようなところは残念です。
また、住宅ローンを組むには、若い年齢から、早い時期から始めるのがいいです。　理由はわかると思いますので
割愛しますが、　現実は若い年齢ほど　低収入からの返済負担率と　生活設計がしっかりできていないように思われる傾向があるようです。
ですから、　特に生活設計をはっきりと示すことができればということですが　どうやってということになりますが
自己資金があるかないか？というところが1つのポイントです。　計画的に貯蓄してきた、できるということを示せる
唯一の証拠です。
もう一つは、　自立して生活しているか、です。　親元で同居、会社の寮などではなく、　賃貸で暮らしていること
です。　毎月の家賃を払い続けていることは　毎月の住宅ローンも支払い続けられる　という評価にもなるようです。