JUN 09 2021

長野県茅野市の工務店エルハウスの社長の池原が　八ヶ岳のいいところ、お伝えします

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

若い頃は、遠くの場所に楽しさと感動を求めて出かけていましたが、この歳なると不思議なことに近場で満足してしまう、と言うところですが、本当に近場には沢山のいい場所が存在していることに気がつきました。　私たちの住んでいる場所は八ヶ岳という高い山の裾野に広がっている盆地。　都心から僅か、車で２時間ちょっとの便利な場所、
そう、八ヶ岳のいいところを沢山紹介していきたいと思っています。

朝、本社により１時間ほどメール、明日の段取りの仕事をして、その足で、硫黄岳に　トレッキング？　登山かな？に行ってきました。　硫黄だけで出会った愛知県からの３人組のかたからは、「恵まれた環境」　と、羨ましいがられましたが、　確かに。私だって　海釣りに出かけたときには、現地に暮らす人がどれだけ羨ましいか。と、いつも思っています。

桜平登山口まで車で行けます（標高１８９４m）ありがい　ここに車を止め　登山道を登りはじますが、
1つ目の地点　夏沢鉱泉までは林道で　登り坂が続くだけで　しんどいだけ。笑　つまらない。　山小屋に荷上げする車が通れるようになっているのだから仕方がない。
息を切らして　夏沢鉱泉へ。この山小屋に美味しいなメニューが並ぶが、財布を置いてきたので、paypayも使えそうにないので横目で見ながらそそくさ通過。

次は、オーレン小屋を目指す。ここからは、苔が多いしげる樹林の中を進み上り坂も苦にならないほど　緑と自然の臭いで清々しい。日向は熱い日差しですが。途中、登山道に石を敷ならしている方と話す。　何やら先日の雨で、土砂が流れ　荷上げのキャタピラー車の足場をととのえているとか。
すれ違う登山の方が、あいさつを交わし、山頂の様子を聞く。　今日は最高の天気らしい。
モミの木が多くある林。　そうそう、このあたりは国有林。　諏訪大社の御柱で使う　大木も　この八ヶ岳の裾野で
切り出されます。

オーレン小屋につき　ここにはキャンプ場もあり　ちょっと人が多くなる。団体さんが登山道に向かったので、
距離を置くために、しばらく休憩。このあたりから、原生林っぽい森野なかを、多分、雨が降れば川となってしまう
のではないかという登山道を歩き続けます。　石が沢山あり、まるで河原を歩いているようで、石から石へと進む。
踏み外すと捻挫でもしかねないので注意しなが進む。

林を抜けると夏沢峠。ここでようやく、目指す。硫黄岳が姿を表す。八ヶ岳に来た。って感じになる。
降りてきた方に、ここからどの位と尋ねると、45分くらいという返答。　たいしたことはないな。と思い　一気に進むことに。いやいや、４５分では行けない道のり、　森林限界がこの辺り終わり、大迫力の硫黄岳の噴火口が左側に。下界からは見えない噴火口。ここからが険しく、石だらけの　道とは言えないような　石の中を進む。
ロープが張ってあるので、また、人が歩いた後があるので進めるが、なければ、どこも石なのできっと歩きづらいに
違いない。　振り返ると、茅野の里、諏訪湖が見渡せる絶景。

ケルン沿いに登り続け、標高　２７６０m 　八ヶ岳の中央に位置する　硫黄岳山頂。天気が良いせいか、
山頂でのんびりする方が多い。ここから続く稜線の延長に横岳、赤岳があり、ここで見ていると登りたくなるほどきれい。　それにしても、噴火口の迫力はすごい。

山頂でゆっくり　休憩と登山に来ている方々としばし団欒タイム。さて、そろそろ降りないと日が暮れてしまう
と思い下山。当たり前ですが、下りは意外と早い。　予定より早っかったので、夏沢鉱泉でまったり休憩していると
明日、天狗岳に登というベテランソロの方と話し込んでしまい、　そういえば、今日、たった半日でしたが、
沢山の知らない人と会話をしたな、　山に来ると皆、心が解放されるのかな　それとも気持ちがいいので素直になれるのかな。と思いました。