諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

暖房を何にしようかな？　今、一組のお客様から相談をうけています。　エアコンでの暖房を体験されていないことから　また、現在のお住まいがガスファンヒーターを使用されていつことから　エアコンよりガスファンヒーター
というお話をいただき、現在が都市ガス使用と安価ですが、プロパンガスとなってのガスファンヒーターはランニングコストが懸念されることから、ガス温水床暖を検討していますがそもそも、エアコンと床暖房の違いはどうなんでしょう。

エアコン　とは「エアーコンディショナー」の略で、空気の温度や湿度を調整する機能がある装置です。
誰でもわかるでしょうが、床暖房が冷房効果機能は備えていません。
床暖房の代表的、温水式です。床下に配管を埋設してそこに温水を通すことで温められます。電熱線のタイプもあります。エアコンは説明もするこもないですね。

温め方がそもそも違います。床暖房は、床から直接伝わる熱（伝道熱）と床から部屋全体に広がる熱（ふく射熱）の組み合わせで暖めます。エアコンのように高温の空気の流れ（対流熱）で暖める暖房機器とは暖め方が違います。

即温まるのはエアコン。床暖房の最大の欠点は　温まるまで時間がかかること。エアコンは、スイッチを入れてから数秒で温風が出始めることに対して、床暖房は床に熱を伝えて温めることから、全体を温めるまでに時間を要します。

見た目はどっち？
床暖房は床下に埋設してしまいますから、壁にスイッチ（リコモン）だけですが、エアコンは、壁に設置することから、意匠的には損なうことになります。ことから　天井埋め込み型のエアコンもあります。ビルなどは、天井に埋め込まれていますね。

熱源はイニシャルコストは？
エアコンの熱源は電気です。　ガスエアコンという物もありますがあまりお目にはかかりません。
床暖房は、ガス、電気、灯油　この３種類です。また、床暖房には温水式と電気ヒーター式の２種類です。マンションなどは、電気ヒーター式が多いです。また、キッチンの床の一部、洗面脱衣室の一部とか小範囲でも電気ヒーター式を使用することがあります。
エアコンの方が安価です。温水式の床暖房とエアコンと比較しての話ですが、同じ畳数の大きさをカバーしようとしたときには床暖房は、大なり小なり、燃焼の機器設置、配管の敷設と工事工程が多いことからも工賃だけで見ても
高くなることがわかります。エアコンは、１回の工事だけで済みます。

ランニングコストは？
床暖房は、ガス、電気、灯油という３種類を選択できますが、温水暖房限定の話ですが
灯油式はを除いて　電気であればヒートポンプを搭載していることからランニングコストを抑えることができます。ヒートポンプは大気の熱を使い温水を沸かす仕組みです。これにより電気代の助けとなっています。
一方、エアコンもヒートポンプを使っていますからランニぐコストを抑えることが可能になっています