持ち家を賃貸する時代へ|2021年は新しい時代へ
こんにちは。
望む人生を手に入れよう。諏訪・松本フロー父さんです。
持ち家を賃貸する時代へ。
言葉遊びのようなこのフレーズに、少し驚いた方もいるかもしれません。
私は、住宅ローンのご相談を受ける中で、今までに、他人大家さんと自分大家さんと言う言葉を使ってきました。
他人大家さんとは、文字通り、アパートを所有している大家さんに対して、家賃を払うこと。
自分大谷さんとは、自宅を購入し、自宅を所有している自分自身に対して、家賃を払うこと。
今までは、他人大家さんはいつでも引っ越しできる、住宅ローンを借りることがなく、リスクが少ない。
そして、自分大家さんは、住宅ローンを借りなければならず、リスクが多い。
そのように、考える人も多かったのです。
そのような考え方が、大きく変わるかもしれません。
持ち家を賃貸する時代へ|2021年は新しい時代へ
国は、2021年に、新しい取り組みとして、残価設定住宅ローンを、普及させようとしています。
残価設定住宅ローンとは、借入額と将来の住宅価値の差額のみを返す仕組みの住宅ローンです。
将来の住宅の残価値をあらかじめ設定し、住宅価格から差し引いた額を、住宅ローンとして分割して返済する。
ローンが満期を迎えた際は、
1.残価分の費用で住宅を買い取る
2.新しく残価分の住宅ローンを組む
3.家を売却する
といった複数の選択肢が、想定される。
家は残価で買い取ってもらえ、売却すればローンは完済となる。
住宅ローンを借りる側は、残価値分の住宅ローンを支払う必要がないので、毎月の返済額を低く抑えられるのが最大のメリット。
自動車では、既に一般的な仕組みです。
不思議と、住宅ローンでは、あまり普及していません。
普及しなかった原因は、日本の住宅は「建築から20~25年が経つと資産価値がほぼゼロになる」と言われてきました。
しかし、この考え方自体が嘘であり、古い考え方。
新築した住宅を大事に、メンテナンスしながらより良いものにしていく。
長い年月大事にしていく考え方を、私たち住宅業界の人間が、普及させてこなかったこと。
そして、金融機関に建物の良質性を評価できる経験や知見がなかったことも、大きな原因でした。
この仕組みができた後、おそらく、土地の安い長野県では、自己資金ゼロでも、全く問題なし。
現在のアパートの家賃の費用よりも安く、新築一戸建てが購入できるようになるでしょう。
賃貸か持ち家かを比較検討するのは、残価設定住宅ローンを支払った後になるでしょう。
時代の変化、進化を感じます。
賃貸で借りるよりも費用が安く持ち家を持てる。
このようなことになったときに、賃貸と持ち家のどちらがお得と言う比較は終了の時代になるのです。
自分所有の持ち家を、賃貸する時代がすぐそこまで来ています。
★ 住まい造りは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、住まいづくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと共に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたが望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。
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