諏訪・松本・伊那地域工務店の現場発泡ウレタン断熱の真実
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
断熱材について、改めて触れておきたいと思いましので、書き込みをします。
先日、現場発泡ウレタンは、嫌です。 と、はっきりとしたご意見をもったお客さまと出会いした。
なぜ? 理由の一番は、表面が凹凸ができることから、厚みが足りている処、不足している処がある。
2番目は、コンクリート構造、鉄鋼構造なら 吹き付ける雰囲気は理解できるが、木材にくっつけてしまうのは、なんだか気分がよくない。というお話です。
1番目の理由は確かに。 ふむふむ。 2番目の理由は、そーかな? というが私の感じかたです。
吹き付けの断熱の 最大のデメリットは、凹凸があるのが悪いがデメリットではなく、実際に厚みがあるの?という疑いたくなる処です。もちろん、吹き付けを行う職人さんも熟知しているはずですから、凹部分が基準の厚みであるように
調整されるとは思います。
これは、職人さんのモラルの問題です。 であれば、規定通りに厚みがあるのか?ということを、管理側がきちんと管理できるのか?できているか?ということになります。
現場で吹き付けられたウレタンの厚みの確認方法は、 金属の物差し上のスケールをウレタン自体に差し込み厚みを確認します。この差し込みの検査も、天井から床までずべての、全部を確認するのはかなりの時間もかかります。
床や、壁板に打ち込まれた、釘を1本、1本の間隔、埋め込み寸法を全部検査するということ同じです。
Amazon 引用
元、現場監督の私だから言いますが、そこまではやりません。やりきれません。 ある、壁の範囲ごと、区画ごとでの検査での判断になるはずです。それくらいというと批難されると思いますが、抜き打ち検査が妥当です。
抜打ち検査をしていれば、まだ良いでしょう。
最悪は、業者まかせ、職人まかせです。 検査しておいて。見ておいて。
私も何棟か現場発泡ウレタンのお家を管理しました。 ここが不足する箇所、注意する箇所という部分をみつけました。
もちろん、再施工を指示しましたが、まだ不足でしたので、私自信でカートリッジで吹着付けしました 笑
現場発泡ウレタンの施工は特に、建築会社側(元請け)の管理能力と、検査の仕組み、
そして職人さん、現場監督のモラルとスキルが大切です。
諏訪市湖岸通り地区|リアルORオンライン(WEB)構造見学勉強会
■場所:長野県諏訪市湖岸通り地区
■日時:2020年10月17日(土)18日(日)
■時間:午前10:00~午後16:00(雨天決行)
※一対一のWEB見学会か、直接現場での参加かお選び頂けます。
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