【茅野市・注文住宅】諏訪市地方の建築|後編・藤森照信
こんにちは!
エルハウスの住宅コンサルタント、
土橋千咲です。
茅野には建築スポットがあります!
さて、この突然現れた高いと頃にある小屋?は何なんでしょう?
まるでハックルベリーの家のような、ハウルの動く城のコンパクト版のような。
これは茅野市出身の建築家、藤森照信さんの作品の「高過庵」(タカスギアン)という、立派な建築物です。
建築家藤森照信さん
しかも茶室。
って名前の通り「高すぎるやろー!」
と素直な感想を言ってしまいました。
建築に携わる者として、自然と一体なとか、非日常を感じるとか、アンバランスのなかに美しさがとか感想を言いたいところですが、ビックリと楽しいが先に立ち「おもしろい!」という思いが正直なところです。
実際、私も昔茶道をやっていましたので、
「どうやって重い茶釜や水を運ぶんだろう?しかも炭で火をおこしたりして大丈夫?」とか現実的なことを考えてしまいますが、そんなんではトトロと会えません。
そうです、大人になっても想像力や面白さを刺激するものって大切です。
近くにはこれもビックリ!「空飛ぶ泥船」や、
竪穴式茶室や
「神長官守矢資料館」などの藤森作品があり、家のお墓のある墓地の近くは実は建築マニアにはたまらないスポットなのです。
現代的な建築も素晴らしいですが、藤森照信さんの建築のように懐かしいような、あたたかい感じの建物はジブリ作品のように抵抗なく異空間へ連れていってくれる不思議な気持ちになりますね。
建築には機能や性能だけでなく、感性が育つ「楽しさ」が大事なのです。
家も同じだと私は思っています。