二階リビングと子供部屋の関係|迷った間取りと決めた間取り
こんにちは。
望む人生を手に入れよう。諏訪・松本フロー父さんです。
決して多くないのですが、2階リビングについて質問をいただくことがあります。
我が家が2階リビングで、実際にその良さも、悪さもわかっているからかもしれません。
特に、2階リビングにしたときに、子供部屋をどのように配置するか?
実際にどのような間取りに住んでいるのか?
について、興味のある方が多く質問をいただきます。
そこで、2階リビングと子供部屋の関係について、言語化してみたいと思います。
二階リビングと子供部屋の関係|迷った間取りと決めた間取り
2階リビングにすることで、間取りの可能性は大きく膨らみます。
特に、子供部屋は、どう配置するのか?
通常、子供部屋は二階にあるパターンが多いですので、多くの方が、最初は二階に子ども部屋を配置しようとします。
しかし、2階にリビングをおけば、ダイニング、キッチンなども2階に配置するケースが多いですので、どうしてもボリューム的に無理が出てきます。
子ども部屋の配置で迷った間取り
我が家では、2階リビングにすることは、決定事項でした。
そして、最後まで迷ったのは、リビングの横に子供部屋を配置する間取りです。
子ども部屋で勉強している子供が、すぐにリビングに来れるように、また、子供部屋は一階にあるよりも、玄関から遠い二階の方が良いのではないかと、最後まで迷いました。
子ども部屋の配置で決めた間取り
しかし、最終的には、リビングの横の部屋には、小上がりの和室を配置しました。
宿泊を伴う来客時や寒い冬場は、リビングと和室の境目にある、現代和風の3枚の扉をしめて活用。
夏場は、3枚扉の2枚を開け、北側の窓と南側の窓を直線に配置し、風の通り道を作る間取りにしました。
決めては子供部屋の使用時間
最終的な決め手は、子供部屋を、寝るだけの時間のために使うと設定したことにありました。
寝るだけの部屋ですので、子供部屋は1階に配置し、4.5帖ほどの大きさにしました。
この発想は、今となっては正解でした。
しかし、新築した当時は、まだスマホもなく、子供部屋は6帖から8帖と言うのが普通の時代でしたので、ずいぶん思い切ったことをしたなと思いました。
しかし、今はスマホの時代です。
また、勉強しなさいと言わなくても勉強する間取り術など、間取りに関する、様々な知恵や工夫が公表されています。
スマホは、リビングだけで使用する。
勉強は、ダイニングテーブルで行う。
ダイニングテーブルで、父親は仕事、子供は勉強を一緒にする。
子ども部屋は、寝るときだけ使うため、居心地が良くならない程度の大きさにする。
など、簡単に挙げただけでもたくさんの知恵と工夫が公表されています。
実際の生活
間取りを決めたのは20年前でした。
そして、子どもが生まれて18年ほどが経ち、高校を卒業し、子供との生活も卒業することになりました。
実際に子ども部屋を1階に配置してみた感想は次の通りです。
・子どもが寝る以外はほぼ、リビングダイニングにいたため、テレビを見る時間が、極端に少なくなりよかった
・リビングで家族で過ごす時間が多かった
・ダイニングテーブルで仕事をしながら、子どもの宿題や勉強を見ることができた。
子ども部屋を1階にしたデメリットはほとんど感じませんでした。
最後に
ここに3年の間に、特にスマホを多くのお子さんが持つようになってから、子ども部屋を小さくする間取りを好む家族が増えてきました。
スマホするのはリビングだけの決まりにし、子ども部屋を使うのは就寝時のみ。
勉強も、ダイニングテーブルで、行うなど、生活スタイルが、私たちが子どもの頃とは全く変わったように感じます。
流行を追うのではなく、どんな生活スタイルにも対応できるような間取りを心がけたいものです。
お気軽にご相談ください。
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