【茅野市・注文住宅】大雨災害|敷地の水はけが悪い時は
こんにちは。
茅野市工務店エルハウスの住宅コンサルタント、
土橋千咲です。
もう、雨が降り続いて2週間くらいになります。
九州や岐阜、長野県でも上高地の方は土砂崩れや川の氾濫などで膨大な被害が起きています。
被害に会われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
去年の10月に千曲川の氾濫で水害にあった家にボランティアで行ったばかりだというのに。。。。
小さい島国だというのにこんなに災害があるのはどうしてでしょうか?
困ってしまいますし、不安です。
またコロナがあり、移住を考えている人も増えています。
住む土地を決める時に参考にしていただければと思います。
家を建てる時、建てる土地、その地質、場所など住んでみないとわからないことがあります。
その一つが敷地の水はけです。
↑のように側溝がない場合は要注意!
敷地の高低を測る敷地調査でGL(グランドライン、宅盤)を設定するのですが、ここが重要です。
道や周りの土地より高くしないと雨が降ったとき水が家の周りに集まってしまいます。
今まで何度もそのような問題がある土地がありました。
家を建てる前にしっかり状況を把握してしっかりGL設定をしておきましょう。
どうしても高低差だけでは解決できない場合は排水の工事をしておかなければいけません。
暗渠(あんきょ)といって水が溜まる場所に穴の開いた管を地中に埋めて、ある程度浸透していくようにする。
その先に排水桝を設置して桝の下からも浸透させていくといったやり方です。
あとは砕石を敷くだけでも解決できる場合もあります。
もと田んぼや畑だった土地は水はけの問題が住んだ後からわかる場合もあります。
その時は住宅会社に相談してみてください。
この家は暗渠工事をしてもうこのようになることはありません。