できる上司の元では部下が育たないは本当か?
こんにちは。
望む人生を手に入れよう。諏訪・松本フロー父さんです。
仕事をさせると天下一品。
スピーディーに成果を出す。
しかし、部下を育てると部下がつぶれてしまう。
どのようにしたら良いだろうかそのような相談を経営者の方からもらうことがあります。
できる上司の下では部下が育たないと言われた時代がありました。
しかしそれは本当なのでしょうか?
今回は、できる上司とできない上司。
部下の育成について言語化してみました。
できる上司の元では部下が育たないは本当か?
結論から言うと、部下が育たない上司は、できない上司、ダメ上司といいます。
その昔、できる上司の下では部下が育たない時代がありました。
できる上司は、仕事を自分でやったほうがうまくいくので、すべての仕事を自分で行ってしまいます。
自分でやったほうが、早くうまく仕事を完了させることができる。
そして、うまくいく方法が分かっているので、部下に適切な指示を出すこともできます。
そのため、部下に経験や考える力がつかずに、部下が育たないのです。
このような上司は、できる上司と言った時代がありました。
できる上司の時代による変化
しかし、ビジネスが複雑化していること、できる上司が高齢になっていること、また時代の変化が速いこと、1人のカリスマ上司が活躍できる時間が少なくなっていることもあり、できる上司の概念がここ数年、変わってきています。
昭和時代(今まで)のできる上司は教育
今までのできる上司の概念は、仕事が早くスピード感があり、成果も出すスーパーマン的なところがありました。
部下に対しては、教育することが基本。
自分がうまくいったやり方を、部下に教えることができる上司の条件でした。
部下が育つか育たないかは教え方にあるのではなく、部下側の問題である時代でした。
部下に教えることができる上司は、まだ良心的な上司であり、部下を犠牲にしてでも売り上げや利益を確保する。
部下には手足になって働いてもらう。そのような上司が、できる上司の代名詞の時代でした。
令和時代(これから)のできる上司は育成
私、ビジネスが複雑化していること。
そして、ビジネスは改めてチームでやること。
また、社会が多様化し、様々なお客様のニーズが出てきたことから、今までのように、上司が自分のうまく行ったやり方を、部下に教えるだけではダメな時代になりました。
自分がうまくいったやり方を教える教育と言う観点よりも、部下に合ったそれぞれの個性を生かした、育成と言う観点が必要になってきました。
最後に
できる上司の下では、部下は育たないのではなく、部下が育たない上司ができない上司なのだ。
このようなことをお伝えしてきました。
しかし、現実的には、自分で成績を残しながら、部下母育成してしまう、オーナー経営者のような、スーパーマンはこの世の中にはなかなかいないものです。
そこで、自分自身で成果を出すことが得意なのか、部下の育成が得意なのかを、見極めることも大事かもしれません。
どちらにしろ、できる上司のもとでは、部下は育たないと言う時代は、終わりを告げたのだと思います。
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