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建築地が諏訪と松本の場合考えておきたい注文住宅の間取り作成の正しい手順

こんにちは。
望む人生を手に入れよう。諏訪・松本フロー父さんです。

間取りを作成して欲しいという相談をいただきます。
坪数、部屋数、水回りの数、敷地など
簡単な希望を聞けば描けるように思う間取り。

建築地が諏訪と松本の場合考えておきたい注文住宅の間取り作成の正しい手順

しかし、実は、間取り作成は奥が深いです。

そこで、諏訪・松本で間取りを作成するにあたり、
正しい作成の手順をまとめてみました。
これから家づくりを、諏訪、松本周辺でする方には、ぜひ参考にして欲しい間取り作成手順です。

注文住宅では、間取りを考える前に場所と敷地で考える

南北で山が走る長野県。
特に、諏訪と松本は、南北で山が走るので、どの場所に建築するかで、
全く違う間取りになります。

これに、諏訪の場合は、諏訪湖を配慮する必要があり、
松本の場合は、国道19号線が関わってきます

長野県にずっと住んでいる人は、この地形が当たり前になりすぎて
なかなか気がつかないのですが、
関東に住んでいたことが長い人は、長野県に帰ってくると、山に囲まれていることに気がつくでしょう。

逆に、長野県に住んでいた人が、関東平野に住むと、
その真っ平らぶりにびっくりします

例えば、上の地図の赤の四角は、筑波山です。
筑波山に登るとわかるのですが、なんとスカイツリーが見えたりします。
筑波山は、877メートルの山ですので、その間に岡などはあっても
遮る山がないということです。

遮る山がないということは、太陽から出る日光も遮らないということです。
赤い星が茅野ですので、その距離を見れば、一目瞭然です。

松本・塩尻地区の東の山に近い土地、西の山に近い土地

まず、東の山に近い土地は、朝日が登るのが遅いです。
太陽が山に隠れてなかなか上がってこないからです
朝の時間を大事にし、その時間に太陽の光が欲しい人は、東の山は不利な場所になります。

夏場は、朝日が顔を出すのが早いために、あまり気にならないかもしれないですが
冬場は朝日が顔を出すのが、遅いために、朝日を感じるのが7時過ぎになる時もあるので
人により感じ方は違うので、確認することをオススメします

松本市でいうと、浅間温泉や美ヶ原、里山辺、惣菜、中山あたり
青い枠で囲われた場所です。

一方で、生活道路は、充実しています。
その生活道路は、山麓線です
例えば、里山辺から諏訪方面に向かうときは、松本駅前を超えて、国道19号を超えて
松本インターまでわざわざ行って、高速に乗るより
信号のほとんどない山麓線を走って、塩尻インターで高速に乗った方が便利です

そして、西の山に近い土地は、夕日が入るのが早いです。
松本市でいうと、島内、波多、梓川あたりでしょうか?
山形村、朝日村の方に行くとさらにその傾向は強くなります。

諏訪地区の東の山に近い土地、西の山に近い土地

諏訪の場合は、JRの駅の位置を目安にするとわかりやすいです。

東側は、下諏訪、上諏訪、から中洲に抜ける土地になり
川沿いの生活道路が便利です。

西側が岡谷駅周辺、湊、豊田から中洲に抜ける道沿いの土地になり
生活道路もあります。

ここまでが、間取りを考える前に考慮しておきたい、場所になります。

敷地と住宅(間取り)で考える

次に考えたいのが、敷地と住宅で考えるステップです。
よく、土地を購入した後に、間取りを考えるパターンがありますが
間取りは、土地の形と道路付きで決まってしまいますので、
敷地と住宅の間取りは、セットで考える必要があります。

敷地と住宅の間取りを考える場合には、大きく3つの優先順位があります

リビングを優先させる

どのようなリビングにしたいのか?から逆算して、
敷地の使い方と間取りを考えていくパターンです。

朝日の当たる場所にリビングを配置したい
リビングは、道路から見られないようにプライベート空間を確保したい
西日の当たるところには、リビングを起きたくない
南北の風が流れる場所にリビングを配置したい

これらリビングを優先順位の高くした希望は、
敷地と住宅の間取りをセットで検討するときに実現します。

駐車場を優先させる

車社会の諏訪や松本では、駐車スペースをしっかりとった敷地と住宅の間取りの検討をします。
特に、車二台が、それぞれ道路に入れることは重要です。

地価の高い東京あたりでは、将来の自動化運転に備えて、
近くに駐車場を借りて、自動運転で、家の前まで車を呼び寄せ、
駐車場の分の土地購入資金を節約するなんていう考え方も出てくるかもしれませんが、

駐車場のスペースを考えないで土地を購入することも、将来的には
諏訪・松本の地価を考えると、まだまだ、建築地に、駐車スペースが必要でしょう

風水や家相を優先させる

最近は少なくなりましたが、風水や家相を優先させる場合もあります。
多少使い勝手は悪くなるかもしれませんが、最低限のルールを採用する事を検討される方もいます。

一階と二階のバランスで考える

敷地と住宅の間取りの検討が終わったら、ようやく住まいの一階と二階の検討に入ります。
この段階では、敷地の中での駐車スペースやリビングのスペースや水回りのスペースは
2〜3案に絞られているケースが多いです。
ここでも、どのような事を優先順位を高くするかによって、間取りは異なってきます
ここでは、3つのパターンを取り上げます

外観のデザインを優先させる

まず、外観重視のパターンです。
住宅展示場にあるモデルルームなどは、外観重視の建物の例です。
外観のデザインが良い事を、優先順位を高くするので、
どうしても、家全体の大きさが大きくなる傾向があります

コストと丈夫さを優先させる

コストと丈夫さを優先させる場合は、総二階の建物になります。
一階と二階の外壁のラインと部屋の位置をできる限り合わせて配置する事で
揺れに強い、コストパフォーマンスの良い家になります
外観も、それに合わせたシンプルな住宅デザインに仕上げます

バランスを優先させる

外観とコストと丈夫さのバランスを優先させるケースもあります
例えば、
道路から見えるところだけは、外観のデザインを凝ってみる
建物は、シンプルでコストを抑えかつ丈夫さを保つ、みたいな考え方です。

最後に

注文住宅の間取り作成は、住まいを検討する上でも、楽しい作業です。

その手順は、
ステップ1|場所と敷地を考える
ステップ2|敷地と住宅を考える
ステップ3|一階と二階を考える
の順番がオススメです。

住まいづくりの参考になれば、嬉しく思います

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