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2023年もお家づくりに補助金を活用しましょう

こんにちは。
諏訪・松本地域の工務店 エルハウスの滝沢です。

2022年の補助金制度「こどもみらい住宅支援事業」は思ったより早く?、11月28日に予算上限に達したため終了しました。
その救済処置もあり、次の補助金制度として予定されていた「こどもエコすまい支援事業」は土壇場で契約日や工事着手時期についての必要要件に変更が出てきました。

補正予算案閣議決定日(令和4年11月8日)を基準に以下のようになっています。(新築の場合)
<契約日>
変更前:令和4年11月8日以降
変更後:不問

<着工日>
変更前:事務局開設日もしくは事業登録以降
変更後:令和4年11月8日以降に着手(基礎告示より後の工程の工事)

恐らく、補助金を考慮していて申請が間に合わなかった方も多く、問い合わせがたくさんあったのでしょう。
この要件見直しにより滑り込み出来る方も多いと思われます。

補助金制度に「エコ」という言葉が入っているように、「エコな住宅=省エネ性能」が求められています。
「ZEH住宅」という表現をされていますが、具体的には次の基準をクリアする必要があります。

■断熱等性能等級
日本全国を北海道を1地域、沖縄を8地域と言うように8つの地域に区分しており、その地域により要求されるUa値が設けられています。
(実際は都道府県での区分ではなく、各市町村でさらに細かく分かれています。)
Ua値は「外皮平均熱貫流率」といって、「住宅内部からどれだけの熱量が逃げるか?」を表す指標で小さいほど良いです。
2022年4月に新設された等級5が「ZEH基準」と呼ばれており、ここをクリアする必要があります。
エルハウスがお家づくりをお手伝いするエリアでいうと、3地域ではUa値0.5、4地域ではUa値0.6が基準値となります。

■一次エネルギー消費量等級
建物の性能(Ua値)はもちろん、住宅に設置する設備機器の省エネ性が重要になってきます。
冷暖房設備、換気設備、照明設備、給湯設備が評価の対象になります。
基準エネルギー消費量に対して、設計エネルギー消費量が20%以上削減することが必要となります。
BELSでいうところの★5つを満たす性能値が要求されています。

↓こちらも参考にしてみてください↓

住宅の省エネ性能を表示するBELSについて

ZEHは「net Zero Energy House」の略で「エネルギー収支をゼロ以下にする住宅」ですので、太陽光発電などの創エネ設備が必須です。
ですが、今回の補助金に関しては創エネ設備は不問で、「断熱等性能等級5」、「一次エネルギー消費量等級6」をクリアしていればOKなようです。

せっかくお家を建てるという決断をしたのですから、補助金などはお得に活用したいですよね。
知らなかった!とならないように、住宅会社に任せっきりにせずに、ご自身でも色々と調べてみることをお勧めします。
各自治体の補助金などが対象になっているケースもありますので。

まだ具体的な申請方法など、不明確な部分もありますので最新情報にアンテナを張っていきたいと思います。
<こどもエコすまい支援事業 事務局>

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