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ゆっくり走れば速くなる?は本当か?

こんにちは、エルハウス福田です。
先日は松本マラソンお疲れ様でした。

松本マラソン、楽しかったですね。でも、坂と風で大変でしたね。
松本マラソンって、難易度高いんでしょうか?
んー、風は嫌ですねー、疲れる、

初マラソンでサブ4を目標に頑張りましたが、
後半に足が痛くなって歩きまして。4時間10分でした。
無念ですが楽しかったです。まあ、また来年頑張りましょ。

何よりも怪我なく楽しめるのが一番大事でございます。


さて、今回は
「ゆっくり走れば速くなる」
という話について考えてみます。

自転車という持久系スポーツを長くしていた視点からいうと、
半分本当、半分嘘だと思います。

半分本当の部分としては、2つでしょう。
1.スロージョグじゃないと毛細血管が育たない
2.怪我をすると元も子もない

基本的にはマフェトン博士の提唱したマフェトン理論です。
マフェトン理論さえ分かれば、持久系のスポーツは楽です。

1.スロージョグ(低負荷)じゃないと毛細血管が育たない

一番の理由はこれです。
毛細血管が育たない。

これ、どういうこと?

はい、マラソンとか自転車などの持久系のスポーツで大事なことの一つに、
毛細血管があります。

毛細血管が発達すると、心臓のポンプが一回動くだけでも、
効率良く酸素が回りますし、
筋肉から出た疲れた物質も回収できるわけです。

毛細血管が発達すると、息切れしなくなるわけです。

全力を出すと筋肉がギュッとなってしまって、
毛細血管にゆとりがなくなるわけです。

強すぎない負荷でゆるく走る方が、筋肉がガチガチにならないので、
先端の毛細血管まで血が流れてくれるんですね。
これを頻繁に繰り返すと、毛細血管が進化するわけです。

ベテランは涼しい顔して、しゃべりながら走っているのに、
初心者は息切れしている。

この正体こそが、毛細血管なわけです。
他にも、赤血球とか、心肺機能がうんたらとかっていう理屈もありますが、
そう簡単に心肺機能って変わりません。

2.怪我しない

怪我しないは読んでそのままです。
これは特にランニングは顕著だと思います。
ハードにやると、ランニングは膝や腰に悪い。
ロードバイクは心臓に悪い。
ランニングは本当に気を付けて取り組まないと、一発で怪我します。

大きいストライドで、速いピッチで走れば、
足腰は大ダメージです。
だから、小さいストライドでちょこちょことゆっくり走ることで、怪我を予防するのです。
このちょこちょこ走りをしていれば、足への負担なく、
足を鍛えることが可能ということです。
怪我しない体になるといことです。

人間の体というのは、長距離を走ることに特化して出来ています。
トップスピードは遅いですが。
4時間も連続してずっと走り続けられる動物は二足歩行の人間だけらしいです。
ゆっくり長く走ることは、人間の特徴でもあるらしいです。

ゆっくり走れば速くなるは、半分嘘?

でも、ゆっくり走るだけだと速くはなれないと思います。
これは、自転車の経験則からも思います。
毎日通勤でゆっくり乗っていても、速くなりません。
速く走ろうと思うと、速く走る筋肉も作らないといけないのです。

だから、ゆっくり走るだけではダメです。

でも、ゆっくり走らないと速くなれないのも真理です。

マフェトン理論って?

マフェトン理論とは、そういうことです。
上記の二つを狙ったものです。
カイロプラクティストのマフェトン博士が提唱した、
健康のための運動法なので、マフェトン理論なのです。

主にトライアスロンで人気ですよね。

ターゲット心拍を180-年齢で、
15分のウォームアップ(徐々に上げる)
20分以上のターゲット心拍
15分のクールダウン(徐々に下げる)
です。

これを週に4回以上行います。

めちゃくちゃイージーなのですが。
本当に実践できている人は、本当に稀です。
私もできていません。

15分もウォームアップ、クールダウンを入れるのが難しい。
どうしても、すぐに心拍をあげてしまう。

そして、180-年齢を超えてしまう。

ハードにトレーニングしている感じが気持ち良いじゃないですか(笑)
取り組むつもりになれば誰でも出来そうなくらいイージーなのに、実際にはすごく難しい。
いやはや、世界の真理ですねー。

ゆっくり走るのを継続するのは本当に難しい

そう、ゆっくり走るのは意外なまでに難しいのです。
実に人生のいろいろなことに言えることですが。

多分、福田も、来年までコツコツと練習が続けられたらサブ4は余裕でしょう。
でも、問題は継続できないこと。

やっぱり人間、継続が一番難しい。
しみじみそう思います。

そのジャンルの専門書を、
毎日たったの15分で良いので、
読み続ければ、
まあ、すごいですよ。
30日で450分=7時間半、
一年で90時間。
たったの15分でも、毎日続ければ大きな差になるわけです。
だから、たったの15分でも良いから何か読めるように、
一番近くの目に入る棚には読みたい本を置いておくのが大事だと僕は思っています。
そういう意味で紙の本は大事です。

それにしても、今年はよく走りました。
3月から走り始めて、
5月に諏訪湖ウルトラ(48kmでリタイア)
7月に美ヶ原トレイル
11月に杓子山トレイルと今回の松本マラソン
と計画的にレースも出てみて、
毎月100〜200kmをきちんと走り込めました。

その割に、サブ4できなかったのは残念ですが。
絶対に余裕でクリアできると思っていたのですが。
いやー、無念です。

来年は100kmのトレイルをやってみようかなと思いつつです。
福田でした。

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