美ヶ原登山を通しての【リーダーシップ養成研修】に参加しました
こんにちは、諏訪・松本地域の工務店 エルハウスの滝沢です。
先日、アウトドア研修に参加してきました。
テーマは
【リーダーシップ養成研修】~あなた流のリーダーシップを見つける~
異業種交流の場でもあり、様々な刺激を得られた2日間に渡る研修でした。
アウトドア研修と言うだけあり、座学はほんの少しで、基本は屋外で頭と身体を使っての研修です。
研修中、メンバーはニックネームで呼び合うという初めてのパターンでした。
1日目は制限時間を設けられた課題に対して、リーダー役を順番に担い、解決していく、ASE(Action Socialization Experience)研修というものです。
(初めて聞いた言葉でした。)
まず、課題・ルールの確認。各自のアイデアを出し合い、やってみる。
そして、気付いたことを言い合う。
トライ&エラーを繰り返す。
といった感じです。
無事にクリアできたもの、タイムアップになってしまったものどちらもありました。
一つの課題が終わるごとにメンバーからリーダーへのフィードバック(良かった点、さらに良くなるためのヒント)、そしてリーダーが自身の振り返りという流れです。
1日目の最後には2日目の登山計画をメンバーで考えます。
与えられるのは、スタート地点→チェックポイント(山頂)→ゴール地点、そして制限時間のみです。
地形図から、距離・高低差を読み取り所要時間を想定し、ルート、朝の集合時間を設定します。
私はこの計画の時にリーダーとなりましたが、果たしてこれで良いものか?と不安なまま、1日目は解散しました。
2日目は、登山計画に則り、実際に美ヶ原を登ります。
初めの分岐点の時点で、想定より全然早いぞ、となりその場で話し合い。新たなルートに切り替えて山頂を目指します。
途中、リスやらヘビやらと遭遇しつつ山登りを楽しみました。
↑天気はいまいちでしたが、見晴らし良く景色を楽しめました。
↑頂上にはホテルも建っていて、車で来ることもできます。
頂上で軽食後、帰りのルートを再検討します。
計画時には時間的に厳しいのでは?と考えていたルートにチャレンジしてみよう!とみんなで決め、帰りは再度リーダー役となり先頭で下りました。
帰りは時間との戦いでしたが、メンバーの疲労具合を気にしつつもハイペースで下っていきました。
↑下山途中の小川。水が冷たく気持ちよかったです。
結果としては、設定時間の3分前にゴール地点に到着し、無事最大の課題はクリアすることができました。
間に合わなかったら責任重大だな、とドキドキしていたのでとてもほっとしました。
ガイドの講師の方からも「ゴールが見えた時、とてもいい顔してたよ」と言われました(笑)
無事下山したあとは、その場で登山計画~実践の振り返りをしました。
やって終わりではなく、各自の振り返りやメンバーからのフィードバックをしっかり受け入れて活かしていくことの大切さを感じました。
その後、各メンバーに対して、今後の課題を含めた全体のフィードバック、そして、これから仕事にどう活かしていくか、具体的な行動まで落とし込んで、研修は終了です。
今回の研修での学びをブログにも残しておこうと思います。
・リーダーとリーダーシップは違う
リーダーが全てをやる必要はない。
リーダーはあくまで役割の一つ。
リーダーシップはメンバーの誰がとっても良い。
自分の適性、メンバーの適性を理解した上で、得意な部分で勝負すれば良い。
・リーダーに正解はない
ぐいぐい引っ張っていくだけがリーダーではない。
自分の特性(得意な部分を)を活かしつつ、チームの成熟度によって、細かな指示をしたり、ある程度任せたりと上手く使い分ける。
チームに合わせて自分の特性をコントロールできるようになればベスト。
・計画と実践
与えられた条件(制限時間、道具、ルール、メンバー)の中で、いかに早く計画し、実践するか。
計画に時間を掛けすぎると、実践の時間が無くなるので、バランスが大事。
時には先に実践して、そこから感じたことをフィードバックしあい、方向性を定めることが有効。
型にはまらず柔軟に。
テーマにもあったように「自分流のリーダーシップ」を考える良い機会になりました。
自分の中にあるリーダー像を一度リセットして、自分の適性に合ったリーダー・リーダーシップを作っていければなと思います。
また、自分の考えや意見を伝えることは、相手のためにも、チームのためにも、そして自分のためにも大切なことだなと改めて認識しました。
初めは意識的にでも実践していくことで、徐々にストレスを感じずに自然とできるように成長してこうと思います。
そして、登山は身体を動かし、登り切った達成感もあり、景色でも癒されて、良いものだなと思いました。
では、また♪
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