建築用語解説【お家を支える構造用金物とは】短ざく金物をご紹介!
こんにちは、こんばんは!松本地区・諏訪地区の工務店エルハウスの倉田です!
【お家を支える建築金物とは】シリーズで今回は、「短ざく金物」をご紹介します。
「短ざく金物」は横架材の継手(つなぎ目)部分に設置する金物で、接合部を補強するために用いている金物になります。
住宅はサイズも大きいため、横に流れている桁や梁など、1本そのままトラックで運ぶわけにはいきません。なので分割して、上棟時に組み上げていくのですが、接合部はどうしても構造的に弱くなってしまうため、このように「短ざく金物」で補強しています。
この「短ざく金物」ですが、1階と2階の間の横架材などで使用しますが、母屋の継手では使用しません。屋根の下の部分では、「かすがい」という金物を使って接合していきます。これは、構造上、屋根のしたよりも、1階と2階の間の横架材の方が、負荷がかかるからです。
「かすがい」はこちらの記事でチェック
https://www.lhouse.co.jp/2022/02/27/kentikuyougo-kasugai-2/
このように、必要な箇所に適切に、必要な金物を設置することによって、安心して過ごせる住宅は出来上がっていきます。
倉田でした!
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