【家族で建築を学ぶ?】藤森照信先生の神長官守谷資料館と高過庵、低過庵【茅野市のお出かけスポット】
こんにちは、エルハウスの福田です。
先日、家族で藤森照信先生の建築を見に行きました。
藤森照信先生は茅野市出身の有名な偉い建築家の先生です。
藤森先生の作品は何かとぶっ飛んでいます。
先日、エルハウスメンバーで見学に行かせて頂いた高部の公民館も藤森先生の作品です。
↓高部公民館を見学させてもらった時のブログはこちらもどうぞ
↑神長官守谷資料館の外観。御柱が突き出ています。
藤森先生は本の中で、建築とは何かということについて、次の5つの要素だと話しています。
古さ、デカさ、長持ち、美しさ、この四力だけでもまとめて扱うのは手に負えないのに、もう一つ、日頃は気づかない建築固有の力がある。懐かしさの力。(「フジモリ式建築入門」より)
かいつまんで書くと。
普通、人間が作るものって大半は10年も使えば長いものですが、建築っていうのは何十年、場合によっては何百年も使われます。これが古さ、長持ち。
デカさというのはそのままですね。
そして、建築って、ただ実用性だけではなく、美しさが求められます。
そこにプラスして考えなくてはいけないのが、懐かしさの力、と藤森先生は言っているわけです。
確かに、この資料館はどこか懐かしい感じがしますよね。
ちなみに「フジモリ式建築入門」は建築の専門的な知識がなくても、かなり面白く読める、良書です。
普通の読み物として非常に面白いです。
御柱についても、ちらっと出てきたり。
人間の歴史と建築と。
非常に知的好奇心をそそる良書です。
(注文住宅を考えるのには、直接はあまり役に立たないと思いますけど笑)
資料館の中には御柱際ならぬ、御頭祭(酉の祭り)の資料が。
建物はもちろんですが、中の資料や資料館のおじさんの話が結構勉強になって、おもしろいです。
↑高すぎるところにある高過庵(たかすぎあん)
資料館の裏の方をてくてく歩いて行くと、藤森先生の他の作品もあります。
高過庵、低過庵、空飛ぶ泥舟とあります。
どれも中は茶室です。
高過庵ツリーハウスというと聞こえはいいですが、それにしたって高過ぎます。
それでも、やっぱりどこか懐かしさがあります。
ちなみに福田はツリーハウスに憧れています。
どこか林を買って、密かにツリーハウスを作りたいなんて思うこともあります。
↑空飛ぶ泥舟
中は茶室らしいです。
ここまでくると、完全にやり過ぎな気もしますが。
でも、たしかに、不思議と懐かしさがあります。
いずれも普段は中に入れませんが、中に入れるツアーもあるらしいです。
↓ツアーはこちら。結構良いお値段しますが、楽しそうです。
https://chinotabi.jp/activity/918/
息子は2歳なので、建築なんて分からないかもしれませんが。
それでも、なんというか、子どもに似合っているというか、何だかパワーをもらえるような藤森先生の作品たちでした。
そんなに人も多くないので、コロナの時代の家族のおでかけにぜひどうぞ。
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