Vol.29|渡邉 光太郎著「シンプルに結果を出す人の5W1H思考」|シンプルかつ強力なツール5W1Hで真の目的を達成|Whyの先のBig-Whyまで遡れ
設計 滝沢の
U35 Book review Vol.29
シンプルかつ強力なツール5W1Hで真の目的を達成
~Whyの先のBig-Whyまで遡れ~
著:渡邉 光太郎 「シンプルに結果を出す人の5W1H思考」より
Check point
●5W1H…シンプルかつ強力なツール!
●問題解決に役立つよりシンプルな「3W1H」
●5W1Hを咀嚼して使いこなす
5W1Hとはご存じのように、
When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、
Why(なぜ)、What(何を)、How(どのように)
の6要素から成る情報整理のポイント群です。
相手に何かを伝えるとき、
5W1Hを意識した構成で話せば、
漏れや重複なく整理ができ理解しやすいです。
また、新たな切り口で発想や視野を
広げることにも繋がります。
ビジネスで成果を出す人は、
この5W1Hをくずしたり、ばらしたり、
自在に組み合わせたりして使っています。
そして、表面的な目的ではなく、
より高次な、真の目的(Big-Why)まで
遡ることがより重要です。
例えば、痩せたいから(Why)、
運動をする(What)という人がいます。
しかし、その真の目的(Big-Why)は、
「綺麗になって、周囲から注目されたい」や
「生活習慣病を防ぎ、健康を維持したい」
であったりします。
上司から、「○○の資料を作ってほしい」
と依頼されたとき、なぜそれが欲しいのか、
それによって何を達成したいのか、
その目的のありかた(状態)までイメージしましょう。
問題解決には、いきなり細部の原因や
打ち手に飛びついたり、やみくもに
手を広げるのではなく、まずは
「どんな枠組みやプロセスで、その問題に取り組むか」、
ここから考えることです。
そこでおすすめしたいのが、
よりシンプルな「3W1H」のステップです。
具体的には、
①「What(何を解決するのか)」
⇒②「Where(どこが悪いのか)」
⇒③「Why(なぜ起こるのか)」
⇒④「How(どうするのか)」の順で、
真の問題の特定から解決へ繋げていきます。
そして、各ステップで5W1Hの視点を
取り入れていきます。
私たちは何か問題に対峙する際に、
先を急ぐあまり見えにくく扱いにくい
HowやWhyの原因側から手を付け、
袋小路に迷い込んでしまうことが多いものです。
しかし、問題解決や分析の鉄則は、
目に見えている結果、つまりWhatやWhereから
遡って考えていくことを忘れてはいけません。
5W1Hはシンプルで馴染みがあるツールですが、
非常に強力でもあります。
適切な問題設定と問題解決のためにも、
身につけて使いこなしていきましょう。
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