首都リロングウェイ!現地人とスラムみたいなところに【福田のアフリカの思ひ出11】
こんにちは、エルハウス福田です。
福田が若き日々に自転車でアフリカを放浪した日々の思い出話。
今回は首都リロングウェイの話です。
さて、前回、おなかピーピーの中、
トラックをヒッチハイクしてワープしました。
その後、さらに調子に乗って進んだら、いつも通り、宿のない村で夜が来るパターンになりました。
近くの村人に相談したら、地元民たちご愛用のハイエースバスで首都リロングウェイまでワープすることに成功しました。
ハイエースに20人くらい乗って、自転車は屋根の上にひもで縛って走ってくれました。
ハイエースってあんなにたくさんの人が乗れるんですね。
世界最貧国マラウィですが、さすがに首都は町です。
それまでの村と比較すると驚くほどの大都会です。
だって、こんなに車が走ってるんですから。
これまでのマラウィとは違いますよ!!
普段は一泊1000円以上の宿に泊まることはないのですが、
首都リロングウェイでの目的は、ずばり下痢の回復です。
個室で2000円近い宿にお泊りします。
Google先生で下痢=ダイアリーアという英語を教えてもらい、
宿のおにいちゃんにお金を払って電話を借りて。
日本大使館に電話して、駐在している医師に相談してみることに。
福田「すみません、旅行者なんですけど、半月近く下痢が止まらなくて、駐在しているドクターがいれば診察か相談させて頂ければと思って電話したんですけど」
日本大使館「すみません、ドクターはいないんですよ。現地の医者に診てもらって下さい!」
日本大使館で解決しようと思って、首都までおなかぴーぴー状態のまま頑張って来たのに・・・。
△アフリカで下痢して、日本大使館にも医者がいないと、こういう表情になります。
気を取り直して、宿のおにいちゃんに聞くと、近所のドクターにゃんげーらという先生のところに連れて行ってくれました。
とりあえず、ドクターにゃんげーらに相談して、いまいち英語も分からなかったのですが、
命に別状はなさそうなので、とりあえずリロングウェイでのんびりして様子を見ることに。
ジンを飲めば、きっとアルコール消毒されるでしょう。
フルーツジュースでビタミン取っていれば治るでしょう。
これで様子を見て、本当にやばそうなら、ドクターにゃんげーらじゃなくて、大きい病院に行くとしましょう。
この宿は実に不思議な宿で、全然宿泊客はいませんでした。
でも、スタッフは5人くらいいるんです。
その中でもいつも暇そうにしているのが、ギルバート。
ギルバートは一応、セキュリティーの担当ということになっているのですが、
朝の掃除をしたら、僕と二人で買い物なんかに出かけます。
僕と二人でスーパーで食材を買います。
(僕のお金で)
それを持って帰って宿のスタッフみんなで調理します。
みんなで食べます。
(材料代は僕)
まあ、不思議な気もするし、自然な流れでぼったくられている気もしますが、
外食するともっとお金かかりますし。
みんなの昼ご飯にもなるしOKです。
ギルバート氏には、スラムにも連れていってもらいました。
「半ズボンがボロボロだから安く買えるところに連れていって!!」
とお願いしたら連れて行ってくれました。
表向きはショッピングセンターやハンバーガーショップもあるリロングウェイですが、
奥に入っていくと、ぐっとローカルな雰囲気になってきます。
現地人しかいない市場。
「このつり橋の向こうはもっと安いから!」
と言って、小銭を渡して、ぼろぼろのつり橋を渡る。
なんだか臭い。
やばい雰囲気しかしない。
とにかく怖い。
これ、スラムじゃないの。
現地人であるギルバートが一緒なので良いですが、
一人じゃ絶対に来れません。
当たり前ですが、スマホなんか取り出して写真なんか撮る勇気はありません。
僕が怖いと感じるんですから、きっとスラムでしょう。
「ギルバート、もう限界だ、これ以上、奥にはいきたくない。怖い。帰ろう」
ということで、安い半ズボンはあきらめて宿に戻りました。
実際、スラムってどこからスラムっていうと難しいところではあります。
ギルバート氏と話していると、
「家賃を100ドル払って、子どもが学校に行って、そうするとパンと水を買うお金も足りない」
ということでした。
首都で仕事があるギルバートでさえ、そうなのです。
(そんなわけで、ギルバート氏と買い物に出かけるときには、
宿の水をペットボトルにつめて、途中の市場で売りにいったりもします。
宿泊客が捨てるペットボトルと、水道が出る宿で働いているからこそできる副収入なのでしょう)
ギルバートの家には行きませんでしたが、日本人の僕から見ると、
もしかすると、ギルバートの家もスラムみたいに見えるのかもしれません。
ジンとフルーツジュースを飲みつつ。
ギルバートとスーパーに行ったり。
市場で水を売ったり。
大したことはしないものの、思うところの多い、
1週間ほどのリロングウェイでの滞在でした。
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