ナイス判断!お建前は延期になりました
こんにちは、エルハウス設計 滝沢です。
本日は諏訪市の現場で上棟が予定されており、少しお手伝いのために行く予定でした。
しかし、台風が接近していることもあり、怪しい予報が続いておりどうなるかなと思っていましたが、今朝、現場監督の奥寺さんから「延期の判断をした」と連絡がありました。
天気予報を見ながら、天気の良さそうな日程で段取りするのですが、最後は神頼みです。
結局本日は雨の1日となり、さすが奥寺さん、ナイス判断でした!
上棟は1日で土台、柱、梁、屋根下地まで組み立て、お家の骨組みを完成させる一大イベント。
途中で雨に降られると木材が濡れてしまいますし、泥で汚れたり、事故の危険もあるので、天気は重要です。
もちろん、多少濡れたとしても十分に乾燥させれば問題はないのですが、お施主様の気持ち、工事の安全性を考えると避けたいところです。
その一方で、実は上等日に雨が降ることは昔から縁起が良いとも言われています。
雨が降り込むが転じて、「福が降り込む」や「幸せが降り込む」などと言われており、また「永遠の火消し」とされ、火事の心配がなくなるとも言われています。
もちろん大雨の中での上棟はデメリットが大き過ぎるので避けたいですが、途中で小雨が降る程度であればそこまで気にせず、逆にラッキーと考えることもできますね。
私も現場監督を経験させてもらいましたが、上等日の延期の判断は本当に悩みます。
今回のように当日の朝の様子で、最終判断をすることも度々ありました。
延期の判断をして、結局雨が降らなかったこともあります。
それでも、有難いことにお施主様から「延期の判断をしてもらったおかげで、気持ちの良い天気の日に上棟ができて良かった」と感謝の言葉をいただいたこともあります。
延期の場合は、大工さん(上等は1日で一気に仕上げるため6~7名きます。)やクレーン、木材の搬入、現場によっては通行止めの許可を取り直したりと、やることは盛り沢山ですが、こんなお言葉をいただくと自分の判断は間違っていなかったんだなと自信を持てました。
奥寺さん、再段取りお願いします!
お手伝いに行きますよー!
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