Vol.24|金川顕教著「すごい効率化」|自分だけでなくチームで効率化する|視野を広く持ち、全体の流れを止めない
自分だけでなくチームで効率化する
~視野を広く持ち、全体の流れを止めない~
著:金川 顕教 「すごい効率化」より
Check point
●「自分の仕事」「振られた仕事」優先順位は?
●仕事の流れを止めないためのコツとは⁉
●「チーム全体の仕事」は、持ちつ持たれつ…。
仕事の効率化を考える際には、
実は自分だけではなくチーム全体が
うまく回ることを考えるのも重要です。
例えば、今自分自身がやるべき仕事を思い浮かべてください。
その中には、自分だけが関わる仕事というのは意外と少なく、
周囲から振られる仕事というのがそれなりにあるはずです。
では、自分の仕事と他人から頼まれた仕事、
これはどちらからやるべきでしょうか?
私は基本的には他人からの仕事を優先的にやるべきだと思います。
人に何かを頼まれた時は、どんなにいきなりでも、
自分の仕事で忙殺されていても、まずは全体の流れが
止まるかどうかを見極めて、止まるくらいなら、
そちらを優先すると言う思考が大切です。
もちろん、どのくらいの重要度か、
どのくらいその作業時間がかかるのか、
それらにもよりますが、仕事の流れを
止めないということが大前提だからです。
多くの人が自分の仕事に一生懸命だからこそですが、
自分の仕事が終わるまで人の仕事を後回しにします。
私はやめたほうがいいと思います。
それによって、全体の流れを止めてしまうことこそが
結果的に非効率だと理解すべきでしょう。
メンバーそれぞれに得意な分野があると思います。
チーム運営において、適材適所でメンバーに
仕事を振ることが全体の効率化にはかかせません。
相手もあなたに頼むことが全体の仕事を回す上で
適切と判断してお願いしてきていることを忘れてはいけません。
また、仕事は誰かに任せることで効率化できるという一面もあります。
自分だけでやっていると悩みながら何時間も掛かる仕事が、
得意な人に頼めばものの数分で終わってしまうこともあります。
周りに頼った分、自分にしかできないことや
本当に必要な仕事に集中することができるはずです。
そうやって、チーム全体の仕事が回っていくのです。
視野を広く持ち、周りに頼り、頼られながら、
全体の仕事を回していくことでチームを発展させていきましょう。
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