【松本市】土地探しで上手く行った実例

こんにちは、エルハウスの福田です。

先日、土地を探していたお客様が無事に良い土地を見付けられました。
いやー、本当に良かったです。
土地探しは住宅会社選びと合わせて、一番の難関ですので、良い土地が見付かると本当にお客様に喜んで頂けるので、住宅コンサルタントとしても本当に嬉しいポイントです。

僕ら住宅会社は家のことは専門ですが、実際に家を建てる時には、土地探しで苦労されるお客様も多いです。
エルハウスは土地探しもお客様と一緒に全力で頑張るのですが、
土地探しは苦労するときには苦労します。。。

【優先順位】ピンポイントのエリアとその理由

M様の土地探しで大変だったポイントは、予算とピンポイントなエリアでの土地探しということでした。

ピンポイントというのが、旦那さんがお酒が好きで、行きつけの居酒屋さんから徒歩で帰れる範囲！という条件があったんですね。
そう、土地探しは、本当に人によってこだわりのポイントがあります。

当初、土地探しを一緒に始めたころは、この『飲み屋さんの近く』という条件を、教えてもらっていなかったので、
「この土地はどうですか？　駅からも遠くないですし、金額も予算に入るし、日当たりも良さそうですよ」
「うーん、そっち方面、そこの坂を下ったところは嫌なんですよ」
（『うーん、何でだろう？　条件には合っているんだけどな・・・』）
と思ったのですが、
一緒に探しているうちに、
「実はね、何となく言いにくかったんですけど、好きな飲み屋がありましてね・・・」
と打ち明けて頂けました。

土地探しで一番大事なのは、優先させる条件の明確化です。

ピンポイントのエリアで限られた予算で探す

M様は先にエルハウスの個別相談もきちんと受けて頂いていたので、
金額についても資金計画を立てて、予算も明確でした。

しかし、エリアが限られたことで、予算をオーバーしてしまう可能性もありました。
そのエリアの土地の相場金額ですと、予算の金額より、あと300万円は必要かなという感じでした。

しかし、「そのエリアでその予算」と明確に決めて探して行くと、
曖昧にぼんやり考えていた頃には、魅力的に見えなかった土地でも、一生懸命チェックするようになります。

奥まった旗竿地

その中でM様が見付けたのが、かなり奥まったところにある旗竿地でした。
予算とエリアが明確になっていなかったときには、全く候補にも上がらなかった土地です。
旗竿地とは、道路から奥に細い自宅の土地を通っていかないといけない土地です。
道も細いので、車が少々通りにくいです。

ただ、慣れてしまえば、問題なく車も入れられる道幅ですし、
奥の土地は広さもしっかりあります。

一見すると不便そうな土地。
特に他の人が見た時に大多数の人が「？」と感じる土地。

こういう土地は、その点だけ我慢できれば安いんですね。

あとは交渉

気に入った土地が見付かれば、あとは交渉あるのみです。
「交渉＝値引き」と考える人も多いですが、
きちんと測量をしてから引き渡してもらう、
今回のように旗竿地の場合、隣地との通行地役権の問題など、
土地の交渉では、専門的な知識がないと少々分かりにくい部分も多々あります。

なので、交渉は一般の人には難しい場合もあります。
そういう時は、お客様の代わりに不動産屋さんとかけあいます。

ここの交渉の部分は本当に大事です。

失敗する優先条件の考え方

M様の優先条件、行きつけの居酒屋、必ず週１以上で飲みにいくから、徒歩圏、
これは本当に明確で良い優先条件の考え方です。

逆にあまり良くない優先条件の考え方で、
「何となく便利そうだからコンビニに徒歩５分で行ける」
「何となく駅に近い方が嬉しい」
というものがあります。

〇〇の近くという優先条件に付いては、
・週に何回行きますか？（月に１回行くかどうか分からない）
・歩いていかないと行きませんか？（小学校などは、お子様が歩いていく必要がありますので、徒歩何分かは重要です。コンビニは徒歩で行かなくても車や自転車でも問題ないという方も多いでしょう）
・逆にそんなに毎日行く場所から離れてしまっても大丈夫ですか？
・もっと安ければ良い？（本当ですか？　安い土地には安いなりの理由がありますよ）
という点をチェックしてみると上手く行きやすいです。

優先条件の考え方を間違えると、
実際にはそこまで優先しないポイントまで優先させようとしまって、
金額が高くなってしまったり、
もっと大事にしないといけないポイントが弱くなってしまったりします。

限られた予算で希望の土地を手に入れる

土地探し、大変な部分も多いですが、
一番大事なのは限られた予算にきちんと入るように、
希望の土地を手に入れるのが大事です。

土地探しで苦労されている方は、ぜひ、一度、お気軽にご相談下さい。