住宅ローン控除13年特例、令和3年12月31日も。
こんにちは、松本諏訪地域の工務店エルハウスの福田です。
休日は家族で運動公園に桜を眺めに行きました。
モスバーガーでドライブスルーして、外でのんびりと。
密集も避けられますし、桜もきれいですし、良かったです。
目次
住宅ローン控除延長の延長、令和3年末までも(2020.4.16現在)
コロナウイルス関連で、政府から様々な特例が出ますので、日々、チェックすることが重要な今日この頃。
国税庁、国土交通省のHPをチェックしていましたところ、住宅ローン控除の3年延長が令和3年末まで延長になっているようです。
ただし、注文住宅の場合には契約が令和2年9月までとなっています。
(1) 住宅ローン減税の控除期間13 年間の特例措置について、新型コロナウイルス感染症の影響により入居が期限(令和2年12 月31 日)に遅れた場合でも、以下の要件を満たした上で令和3年12 月31 日までに入居すれば、特例措置の対象となります。
[1]一定の期日までに契約が行われていること。
・ 注文住宅を新築する場合:令和2年9月末
・ 分譲住宅・既存住宅を取得する場合、増改築等をする場合:令和2年11 月末
[2]新型コロナウイルス感染症の影響によって、注文住宅、分譲住宅、既存住宅又は増改築等を行った住宅への入居が遅れたこと。
国土交通省HPより引用
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk2_000017.html
コロナウイルスという非常事態ですので、こういった補助や控除について今後も緩和がある可能性はあります。
また随時シェアしていきます。
住宅ローン控除って何?
住宅ローン控除とは、家を住宅ローンで買うと、10年間、住宅ローンの残高の1%が減税されるというものです。
住宅ローンが2000万円残っていれば20万円ですね、これは大きいですよ。
ただ、控除できる上限額がありますので、注意が必要です。
これが、3年間延長されるのが「住宅ローン控除の延長特例」ですね。
そして、今回のコロナで「住宅ローン控除の延長特例」の延長の特例が出ているというわけです。
コロナウイルスで住宅ローンの支払いが難しい時の猶予、補助
住宅ローン控除の特例以外にも、様々な補助、猶予措置が各方面で出ています。
これから家を建てようという人も、すでに建てたという人でも気になっているのは、
「コロナで会社が倒産したり、給料が減って、住宅ローンが払えなくなったらどうしよう?」
という心配を抱える人も多いでしょう。
今回のコロナに限らず、災害などの場合、住宅ローンの支払い期限の猶予があることも。
ローンなどの支払いで困りそうな場合には、早めに金融機関への相談が重要です。
住宅金融支援機構でもコロナウイルスでのローン返済に関してのアナウンスが出ています。
https://www.jhf.go.jp/topics/topics_20200323_im.html
とにかく早めの金融機関への相談が重要です。
今週末のエルハウスのWebセミナーでも住宅ローンの支払い猶予など、副社長 池原からご説明いたします。
アパートの家賃は? 住居確保給付金
家づくりを今考えている人ですと、住宅ローンではなく、アパートの家賃の心配が発生している人もいるかもしれません。
アパートの家賃が支払えない場合には住居確保給付金という制度もあります。
これは今回のコロナに限らず、失業などで家賃が払えなくなってしまった時のための救援策です。
離職者であって就労能力及び就労意欲のある方のうち、住宅を喪失している方又は喪失するおそれのある方に対して、家賃を補助するとともに、就労支援を実施し、就労機会の確保に向けた支援を行います。
松本市HPより引用
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/smph/kurasi/enjo/hukusi/zyuutakusiennkyuufu.html
収入要件がありますが、本当に困ったときのために知っておくと良いかもしれません。
漠然とした心配じゃなく、リスクを想定して情報収集する
テレビではコロナの不安をあおって、視聴率を狙うような悪質な番組もあふれていますが。
重要なのは漠然とした心配を抱くことではなく、
自分の身に起こるかもしれないリスクの想定と情報収集です。
登山や冒険をする人は分かるかもしれませんが、
リスクは漠然と心配していても意味がありません。
どの程度の確率でリスクが発生するかを想定し、もしもの時に対処するための方法を明確に自分の中で決めておくことが重要です。
「自分だけは大丈夫」
「自分はもうだめだ、どうにもならない」
どちらも良くないですね。
過度に鈍感でもいけませんし、過度に敏感でもいけません。
たとえば、私がアフリカを旅行した時には、マラリアや肝炎などのリスクがありました。
特にマラリアについては、予防接種などがなく、予防薬についても副作用が強いため3か月などの長期旅行の場合は使用が難しいんですね。
マラリアの対策として、長袖を着て蚊にかまれないようにするということがあります。
しかし、それでも、感染のリスクはあります。
マラリアの場合は、発症してもすぐに病院に行けば大丈夫です。
しかし、行くのが遅れると死にます。日本人旅行者でもマラリアで死んでいる人はいます。
登山でも、天候が崩れることで危険が伴うルートがあります。
そのため、そういうルートを選ぶ際には、
・天気予報の情報収集
・エスケープルートを用意する(天候が崩れた時に脱出するための、本来のルートから短縮して下山したり、危険個所を迂回するためのルート)
といったことが重要になります。
リスクに対しては、事前の想定と、その対策のための正しい知識が生死を分けます。
それに対して無意味な漠然とした心配は、ただ不安が募るだけです。
できうる限りリスクの想定、確率、対策を明確にしていくことが重要です。
どういった経緯で自分が困る可能性があるか。→業績の悪化で給与が下がるかもしれない
また、その確率はどの程度か。→〇万円くらい下がる可能性は結構高い。潰れる可能性についてはそんなに高くない。
もし、それが起きてしまった時のための対策、準備は何をしておくべきか。→〇か月分の生活費として〇万円は確保しないといけない。住宅ローンの支払い猶予についてのことや、失業手当の申請方法やもらえる金額、期間などを調べておく。
心配、不安なことを深く考える、調べることは勇気がいることです。
しかし、実際に調べれば、一つずつ心配、不安に対しての備えができていき、安心へとつながっていきます。
それにしても、早くコロナ終わって欲しいですね。
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