基礎工事の床掘の現場に行ってきました。
こんにちは、エルハウスのふくだです。
先日、茅野市の基礎工事の床掘の現場に行ってきました。
基礎とは、家を支える土台部分、コンクリートの部分ですね。
そして、床掘とはコンクリートを流し込むための穴を地面に掘っていく作業のことですね。
この作業がきちんと出来ていないと、が傾いたりしてしまいますので、とっても大事な作業なんですね。
基礎の床掘で大事なのは掘りながらレベル(水平)を見ること
この写真みたいな感じで地面を掘っていきます。
地面の位置をマーキングして、先日の地縄張りで張った地縄を外して掘っていくわけです。
ちなみに地盤調査と地盤改良は、この地面を掘る作業の前に終わらせておきます。
(先日の記事はこちら↓)
ショベルカー(ユンボ)で掘るのですが、ショベルカーだけだと、当然ですが水平になりません。
なので掘りながらも、レベル(水平)を見ながら細かく調整しながらやっていきます。
「あんな棒だけで目分量で高さって見るの?」
と思う方もいるかもしれませんが、ご安心下さい。
写真の右端のスーパーマシンのおかげで水平が測れるようになっています。
超高性能レーザースーパーレベルマシン!
「何ですか、このマシーン?」
「これからレーザーが出てるんですよ。そのレーザーのおかげで地面からの高さが分かるようになっているんですよ」
はい、レーザー光が360度くるくると回ってくれます。
レベルマシーンは水平を出して、しっかり固定していますので一定の高さにレーザーが飛んでくれているわけです。
先ほどの棒のほうにレーザーをキャッチするマシーン(レベルマシーン子機とでも呼びましょうか)が付いているというわけです。
はい、原理を聞くとシンプルで簡単ですね。
ある意味ローテクですけど、なんだかハイテクでしょ。
ちなみに地縄を張る時のレベル測定はスーパーマシンは使わず、望遠鏡みたいに覗き込んで測ります。
もっとローテクです。
でも、細かい数字まで測れます。
ちなみに正式名称は「レベルスーパーマシーン」ではなく、「TOPCON ローテーティングレーザー」っていいます。
庭の地面を掘って水平を見るのが大好きな人には一家に一台あると便利かもしれません。
楽天やモノタロウなんかでも売っていますよ。(使う一般家庭はないでしょうが)
ちゃんと図面を見て数字を拾って基礎の床掘をしていきます
ちなみに何となく測っているのではなく、ちゃんと図面を見て正しい高さに掘ります。
(当たり前と言えば当たり前ですけどね)
基礎のための図面というのがきちんとあるんですね。
この図面ですと地面から450+150㎜掘って、
150㎜砕石を入れて、
という具合になります。
掘る時も、砕石を入れて上から圧縮するときにも、やっぱりレベルスーパーマシンで活躍しれくて水平を出して行くんですね。
こういった基礎関係の作業をきちんとしていないと、
家を建てた後にビー玉ころころなどが起きるわけです。
厳密には、家を建てた直後や家を建てているときは、建物の上の部分だけで水平を出せるので大丈夫なのです。
しかし、基礎がダメだと時間が経つと沈んでしまいますからね。
ビー玉コロコロはシャレになりませんからね。
人生と同じで基礎は大事ですね。
また、現場に出かけた時にはブログでレポートしようと思います。
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