Vol.8|黒輪篤嗣訳「ポール・スローンの思考力を鍛える30の習慣」|思考の達人になり、自ら切り開く豊かな人生を歩もう|考えて終わらずに行動に移そう
思考の達人になり、自ら切り開く豊かな人生を歩もう
~考えて終わらずに行動に移そう~
うまくやろうとするな、とにかくやり始めろ!
黒輪 篤嗣訳 「ポール・スローンの思考力を鍛える?の習慣」より
Check point
●先延ばしの原因は言い訳に過ぎない。
●行動に移す前に頭の中で予行演習をする。
●良いイメージを潜在意識に植え付ける。
考えることは大切です。
しかし、考えのない行動が
最悪なことと同じように、
行動のない考えもいけません。
完璧さを求めるあまり、
実行を先延ばしにしてしまう。
理想的な解決策が見つからない、
と延々と探し続ける。
先延ばしの原因を紙に書き出してみると、
そのほとんどは単なる言い訳に
過ぎないことが分かります。
いつも正しい判断をすることは不可能です。
もちろん、すべてを知ることもできません。
完璧さを求めてその場で足踏みを
しているくらいなら、着実に
前進することを選択すべきです。
正しい方向に進んでいれば、
必ずなんらかの成果は得られます。
進み始めればそこで
新たな問題が必ず出てきます。
その都度、基本に戻って解決策を
探していけば良いのです。
そして、行動に移す前には
必ず頭の中で予行演習をする。
するとしないとでは成果に
大きな違いが出ることは
様々な研究でも証明されています。
スポーツでも会議やプレゼンでも一緒です。
良いイメージを潜在意識に
植え付けることで自信が深まり、
劇的に成果が変わってきます。
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私もついつい考えることに夢中になって、
先延ばしにしてしまうことがあります。
「やらなければいけないなぁ」と
ぼんやり考えていると、
やらない理由ばかりが浮かんできます。
やり始めなければ物事は進みません。
何事も動き出しが一番エネルギーを使うのです。
進み始めれば、こっちのものです。
不思議なもので脳は
「絶対にやりきるんだ」と思うことで、
解決策をもたらしてくれます。
もちろん、最初の判断に縛られる必要はありません。
違和感を感じたら、一度立ち止まってみる。
そして、柔軟に修正していけばなんら問題ありません。
また、目的(動機付け)がないと
なかなか行動に移すことができません。
なぜやるのか、それによって
何が得られるのかを明確にしましょう。
考えすぎてフリーズしてしまったときは、
次の言葉を思い出してみて下さい。
「うまくやろうとするな、とにかくやり始めろ!」
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